ずっと前、
NHKの福祉番組「きらっといきる」(2007年4月14日放送)で
「境界性人格障害」の方の放送を見て、
かつての、自分の状態とそっくりで、
驚いたことがあります。
つまり「境界性人格障害」だと診断されたという人の話と
ブラッドパッチ前の脳脊髄液漏れ漏れ状態のときの自分の奇妙な精神状態(マスクをしないとダメ、人と目があわせられないなどなど)が非常に似ていたので、びっくりしたのです。
この人もしかして私と同じ脳脊髄液減少症という病気が精神症状の背後に隠れているんじゃないか?
脳脊髄液漏れのRI検査はしたのだろうか?とか、つい番組を見ながら思ってしまいました。
いつか、境界性人格障害と、脳脊髄液減少症で引き起こされる精神症状との
類似点について書こう、書こうと思っていましたが、
今朝、NHKおはよう日本で
特集 若者の自殺対策の決め手になるか?と題して
「境界性パーソナリティ障害」について放送されたのを機会に、少し書いてみようと思います。
まず、脳脊髄液減少症の私も、
・対人恐怖や
・見捨てられ不安
・依存と攻撃性がありました。
しかし、その症状を軽減させたのは、
精神科の薬ではなく、ブラッドパッチでした。
もともと、見捨てられ不安や、依存や攻撃性は
病を理解されない、働けない、稼げない、自分で身の回りのことをできない状況になっている人間なら、あたりまえの反応、感情だと思います。
さらに、脳が何らかの悪影響を受けて不健康な状態になっていれば、そのような感情や反応が出ても、少しもおかしくないと思うのです。
そうなっている原因が、すべて、ストレスとか、精神的なものだと
片付ける風潮に非常に問題を感じます。
もしかしたら、そのようになっている原因が
脳の不良を引き起こす脳脊髄液減少症かもしれないし、
脳脊髄液減少症を見逃されているために病人なのに不適切な対応をうけての、人間としてのあたりまえの反応であるかもしれないのに。
人間の脳は
脳脊髄液の減少でも、不健康な精神状態になるようです。
どうやら、人間の脳にとって、
その居場所部屋の環境である脳脊髄液の量が
減りすぎても増えすぎても正常に機能しないようです。
それなのに、人間の精神状態、ものごとの考え方、捕らえ方、行動の異常は
すべて、その人のものの考え方や性格、ストレスなどのせいにされがちです。
実は脳のおかれた環境による変化や、脳の気質的、機能的異常でも
さまざまな精神症状が起こるはずです。
でも、そのことは医師でも忘れがちです。
脳脊髄液が減ったためで引き起こされる、精神機能の異常や低下、気分障害、精神不安定、
さまざまな精神症状に関しては、
精神科医ですら、あまりご存知ないことでしょう。
精神科医ですら知らないとなると、
脳脊髄液減少症で引き起こされたさまざまな精神症状を訴えて、精神科や心療内科を受診した患者に対し、
別の「精神科領域の病名」がつけられている可能性があると思います。
患者の私が自分の経験から個人的に
「脳脊髄液減少症患者が誤診されている可能性のある思う病名」が、
認知症、うつ病、新型うつ病、パニック障害、社会不安障害、身体表現性疾患、統合失調症、解離性障害などです。
それに加え、「境界性人格障害」と診断されている方の中にも、
脳脊髄液漏れや、脳脊髄液の減少によって、脳の機能が低下したり異常をきたしたりしている可能性もあると思います。
精神科の病気と診断する前に、
脳脊髄液減少症の可能性を除外診断しないとしたら、
「診断の盲点だと思います。」
今朝のNHKでも、「境界性パーソナリティ障害は原因も、効果のある治療法もはっきりしていない」と言っていましたが、
一原因に、脳脊髄液の減少があることは私の例から推測されます。
私の経験からも、脳脊髄液減少症患者は、場合によっては、身体症状より精神症状のほうが、激しく感じ、本人も苦痛に感じることもあります。
身体症状もあるにはあるのですが、
いつもその症状があったり、その症状が非常に重く、本人も一番の苦痛に感じないと
本人も単なる疲れかとか、生理周期の関係か?とさまざまな理由づけをして気づかないのです。
ましてや、
脳脊髄液漏れが原因での精神不調だなんて、誰が気づけるでしょうか?
精神科医の皆様には、
ぜひ、
脳脊髄液減少症という原因でも、
人間の精神機能にさまざまな異常
さまざまな精神症状を
引き起こすということを、
知っていただきたいと思います。
そして、脳脊髄液減少症の早期発見、早期治療は
自殺予防にもなることに、
はやく気づいてほしいと思います。
そして、
私のように、長く見逃され続け、
病や症状を医師にも家族にも周囲にも、誰にも理解されなかったために、
深く心が傷つき、
誰も信じられなくなって心を閉ざしてしまった患者は
精神科医の皆様の、カウンセリングなどの
脳脊髄液減少症の患者支援や
心のケアが必要なのです。
精神科医の皆様には、
脳脊髄液減少症を一日もはやく理解していただき、
早期発見に協力していただきたいし、助けていただきたいと
思います。
参考:こういう方も、脳脊髄液減少症のことは
あまりごぞんじないんだろうなぁ
NHKの福祉番組「きらっといきる」(2007年4月14日放送)で
「境界性人格障害」の方の放送を見て、
かつての、自分の状態とそっくりで、
驚いたことがあります。
つまり「境界性人格障害」だと診断されたという人の話と
ブラッドパッチ前の脳脊髄液漏れ漏れ状態のときの自分の奇妙な精神状態(マスクをしないとダメ、人と目があわせられないなどなど)が非常に似ていたので、びっくりしたのです。
この人もしかして私と同じ脳脊髄液減少症という病気が精神症状の背後に隠れているんじゃないか?
脳脊髄液漏れのRI検査はしたのだろうか?とか、つい番組を見ながら思ってしまいました。
いつか、境界性人格障害と、脳脊髄液減少症で引き起こされる精神症状との
類似点について書こう、書こうと思っていましたが、
今朝、NHKおはよう日本で
特集 若者の自殺対策の決め手になるか?と題して
「境界性パーソナリティ障害」について放送されたのを機会に、少し書いてみようと思います。
まず、脳脊髄液減少症の私も、
・対人恐怖や
・見捨てられ不安
・依存と攻撃性がありました。
しかし、その症状を軽減させたのは、
精神科の薬ではなく、ブラッドパッチでした。
もともと、見捨てられ不安や、依存や攻撃性は
病を理解されない、働けない、稼げない、自分で身の回りのことをできない状況になっている人間なら、あたりまえの反応、感情だと思います。
さらに、脳が何らかの悪影響を受けて不健康な状態になっていれば、そのような感情や反応が出ても、少しもおかしくないと思うのです。
そうなっている原因が、すべて、ストレスとか、精神的なものだと
片付ける風潮に非常に問題を感じます。
もしかしたら、そのようになっている原因が
脳の不良を引き起こす脳脊髄液減少症かもしれないし、
脳脊髄液減少症を見逃されているために病人なのに不適切な対応をうけての、人間としてのあたりまえの反応であるかもしれないのに。
人間の脳は
脳脊髄液の減少でも、不健康な精神状態になるようです。
どうやら、人間の脳にとって、
その居場所部屋の環境である脳脊髄液の量が
減りすぎても増えすぎても正常に機能しないようです。
それなのに、人間の精神状態、ものごとの考え方、捕らえ方、行動の異常は
すべて、その人のものの考え方や性格、ストレスなどのせいにされがちです。
実は脳のおかれた環境による変化や、脳の気質的、機能的異常でも
さまざまな精神症状が起こるはずです。
でも、そのことは医師でも忘れがちです。
脳脊髄液が減ったためで引き起こされる、精神機能の異常や低下、気分障害、精神不安定、
さまざまな精神症状に関しては、
精神科医ですら、あまりご存知ないことでしょう。
精神科医ですら知らないとなると、
脳脊髄液減少症で引き起こされたさまざまな精神症状を訴えて、精神科や心療内科を受診した患者に対し、
別の「精神科領域の病名」がつけられている可能性があると思います。
患者の私が自分の経験から個人的に
「脳脊髄液減少症患者が誤診されている可能性のある思う病名」が、
認知症、うつ病、新型うつ病、パニック障害、社会不安障害、身体表現性疾患、統合失調症、解離性障害などです。
それに加え、「境界性人格障害」と診断されている方の中にも、
脳脊髄液漏れや、脳脊髄液の減少によって、脳の機能が低下したり異常をきたしたりしている可能性もあると思います。
精神科の病気と診断する前に、
脳脊髄液減少症の可能性を除外診断しないとしたら、
「診断の盲点だと思います。」
今朝のNHKでも、「境界性パーソナリティ障害は原因も、効果のある治療法もはっきりしていない」と言っていましたが、
一原因に、脳脊髄液の減少があることは私の例から推測されます。
私の経験からも、脳脊髄液減少症患者は、場合によっては、身体症状より精神症状のほうが、激しく感じ、本人も苦痛に感じることもあります。
身体症状もあるにはあるのですが、
いつもその症状があったり、その症状が非常に重く、本人も一番の苦痛に感じないと
本人も単なる疲れかとか、生理周期の関係か?とさまざまな理由づけをして気づかないのです。
ましてや、
脳脊髄液漏れが原因での精神不調だなんて、誰が気づけるでしょうか?
精神科医の皆様には、
ぜひ、
脳脊髄液減少症という原因でも、
人間の精神機能にさまざまな異常
さまざまな精神症状を
引き起こすということを、
知っていただきたいと思います。
そして、脳脊髄液減少症の早期発見、早期治療は
自殺予防にもなることに、
はやく気づいてほしいと思います。
そして、
私のように、長く見逃され続け、
病や症状を医師にも家族にも周囲にも、誰にも理解されなかったために、
深く心が傷つき、
誰も信じられなくなって心を閉ざしてしまった患者は
精神科医の皆様の、カウンセリングなどの
脳脊髄液減少症の患者支援や
心のケアが必要なのです。
精神科医の皆様には、
脳脊髄液減少症を一日もはやく理解していただき、
早期発見に協力していただきたいし、助けていただきたいと
思います。
参考:こういう方も、脳脊髄液減少症のことは
あまりごぞんじないんだろうなぁ