愛米家のひとりごと

目黒にある米屋「愛米家本舗(あいまいやほんぽ)」店主の日記です。

昨日の続きは「大正糯」と「〆張糯」

2012年05月13日 | その他
長岡赤飯は醤油味のお赤飯でインゲン豆入りです。
砂糖も入っているのでほのかな甘さがあって、
田植えの時期には長岡赤飯を食べるのだそうな。
一緒に出されたのが、筍を赤紫蘇の酢漬けした物。

これははじめて食べる味でおいしかった。
食事が終わってから、冷えた身体を温めるんで近所にある寺宝温泉に、
とっても温まりました。
それから、大正糯を使った「むかしぼたもち」と「笹団子」を買いに行きました。

大正時代の糯品種で昭和30年代に消え、また復活した糯品種。
コシが強く、柔らかい餅で滅茶苦茶美味しかった。

田植えを手伝ってくれた農家さんは明治から大正時代に新潟地方で作られた糯品種「〆張」
を作っているってんで、そちらも頂いちゃいました。
「大正糯」も「〆張糯」もとても手間がかかるのと、病気にも弱いので、だんだんと
作る農家さんが減っちゃったのです。でもおいしい物は復活するのです。
で、〆張りもちを食べるのが楽しみなのです。

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