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進化する魂

フリートーク
AKB48が中心。
気の赴くままに妄想をフル活用して語ります。

FNS歌謡祭

2010-12-04 21:27:43 | TV・書籍
久しぶりにじっくりテレビ番組を見た。
本当に素晴らしいと思う。

フジの「FNS歌謡祭」。

最高の酒の肴だ。

限界価値効用説によれば、
「希少性」「有用性」「象徴性」で価値は決まるという。

技術は時空間を縮めて「希少性」を貶める。
これまで価値のあったものを無価値にしてしまうのだ。
活版印刷しかり、TVしかり、インターネット、携帯電話しかりだ。

この番組の素晴らしいところは、
本当に素晴らしい歌は何か、
本当に素晴らしいコラボレーションとは何か、
それを追求しているところだ。

今、最も素晴らしいと思う「方法」で魅せる。

こんな贅沢があるだろうか。
紅白歌合戦がとてもつまらないものに見えてくる。

考えてもみて欲しい。
人気のある歌手が自分のものではない歌を
でも、素晴らしいと想う歌を

歌うのだ。

日常のビジネス、プロモーションから離れて
いいと思うものを表現する。

歌うのだ。

ここでしか見れない歌を歌う。

FNS歌謡祭は時空間を超えた。

そこには、そこにしかない価値がある。

潜在的 大観光都市 金沢でも主張したが、「文化」こそ重要なのだ。
グローバリゼーションはローカリゼーションを先鋭化させる。
なぜなら、文化はそこにいる人に会わないと伝わらないものだからだ。
技術だけでは伝えられない、人によってしか伝えることのできない価値がある。

FNS歌謡祭には、FNS歌謡祭だけの文化がある。
フジテレビ恐るべし。