ホンダ・CB400SF VTEC。（番外編vol.203）

92年から登場したホンダ「CB400SF」の2代目が「CB400SF HYPER VTEC」で、

99年から07年まで生産されたモデル（NC39）ですよ。

現行モデルはインジェクション仕様の「CB400SF HYPER VTEC Revo」で型式は（NC42）。

（NC39）は「CB400SF」最後のキャブモデルということになります。

最大の特長は水冷式4スト4気筒DOHCの可変バルブ機能。

一定の回転以上で2バルブから4バルブに可変するシステムで、

いわゆるホンダの4輪にも使われているあのVTECです。

このシステムは通常のエンジンとは違い低速でのトルクと高回転域での加速が得られ、

効率よく速く走ってくれるステキなエンジンです。

またスタイルも初期モデルとは多少異なりシャープなイメージに変更されていますね。

400ccモデルのネイキッドで初代から続くものはこの「CB400SF」だけで、

ヤマハXJR400やスズキインパルス400のように廃盤化されていません。

唯一、売れてるって証拠なんでしょうね。

ホンダらしく癖のない乗り味で誰でもスムースに運転することが出来るので、

中型の教習所車としてもよく使われているようです。

05年から高速道路での2人乗りが認められたことで、

追加モデルとして「CB400 SUPER BOL D'OR」というカウル付もこのモデルから登場します。

まさに中型モデルの優等生であり長く愛されてる「CB400SF HYPER VTEC」は、

ワインディングからロングツーリングまで大型バイクにもついて行ける

素晴らしいバイクだと思いますね！