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ホンダ・CBX750。(番外編vol.152)

2013年01月29日 10時17分40秒 | Weblog
ちょうどバイク革命の門木に登場してしまったホンダ「CBX750」ですよ。

それまでのストリート系からレーサーレプリカ系に移行し始めた頃だったのですが、

70年代から続いてきた最後のストリート系大型バイクという位置づけになってしまいます。

登場は83年で他社からは既にアルミフレームにフルカウルというレプリカが登場していて、

CB750Fからリファインされたこの「CBX750」は、

すぐに時代遅れのバイクと見られてしまい残念ながら不人気車となってしまいます。

特長はCB750Fより一回りコンパクトなボディーに、

デュアルヘッドランプやエンブレを軽減するバックトルクリミッターが装備されてたこと。

当時としては空冷4スト4気筒ながら最高出力が77psあって、

よく走り扱いやすいバイクだったようです。

また設計こそ古かったのですが素性の良いバイクとして、

白バイ隊のバイクにも採用されていました。

海外にも輸出されていたのですが、こちらはまぁまぁの売上げだったようですね。

とにかく時代が求めるバイクが大きく変わっていく門木にあって、

古い思想で開発されたバイクだったためある意味失敗作となってしまうのですが、

さすがホンダ車だけあってバイク自体はトータルバランスが良く、

車重が重い大型ながら、かなり乗りやすいバイクであったということです。

それだけになんとも皮肉な感じがしますねぇ!(笑)