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カワサキ・エリミネーターV250。(番外編vol.143)

2013年01月17日 09時03分32秒 | Weblog
87年にGPX250Rの並列2気筒エンジンを搭載した「エリミネーター250」が販売され、

90年代に入って一端は生産中止となってしまうのですが、

97年に今度は新設計されたV型2気筒エンジンを搭載したモデルとして再登場します。

それがカワサキ「エリミネーターV250」ですよ。

本来はドラッグモデルとして存在してた「エリミネーター」シリーズなのですが、

この「エリミネーターV250」に関してはどちらかと言うとアメリカンという位置づけです。

それまで純粋な小排気量のアメリカンを持ってなかったカワサキだったので、

ネームを「エリミネーター」として、ちょっと別のバイクを登場させた感じですね。

性能自体は他社に比べやや後発で出てきたバイクなので、

かなりまとまったモノになっています。

250ccながら最高出力は38psあって、

現在の新車で買える同一モデルよりはるかにパワーがあるバイクです。

08年の新しい排気ガス規制を期に生産中止となってしまいますが、

ホンダ・Vツインマグナと同様に素性が良いので今もそれなりの人気を持ってるようですね。

今やこの分野の小排気量アメリカンはヤマハ・ドラッグスターの完全独占状態になってるので、

ここから対向するには厳しい状況です。

本当は経済的に楽な250ccクラスにあっと驚くようなアメリカンを出して欲しいところですが、

多分、売れないと分かってるので無理なんでしょうねぇ。(笑)