スズキ・GSX1400。（番外編vol.140）

かなり後発になって登場したスズキの大型ネイキッドが「GSX1400」ですよ。

01年からの販売で08年まで生産されていました。

90年代からホンダCB1300SF、ヤマハXJR1300、カワサキZRX1100など、

他社では存在していたこの手のバイクだったのですが、

スズキだけツアラー系やレプリカバイクのみで純粋なノスタルジー系の

ネイキッドがありませんでした。

この「GSX1400」は忽然と登場した感がありましたが、

スズキ得意の油冷エンジンを搭載してて排気量はクラス最大の1400cc。

さすが後発だけに高性能なバイクだったようです。

またインジェクション仕様だったので排気ガス規制をクリアすることも出来たはずですが、

不人気からか現在は生産中止になっています。

前回のゼファー1100もそうですが、この手の純粋なネイキッドバイク自体、

人気がなくなってしまったのが要因でしょうが、

特にスズキに関してはかつてのカワサキやホンダに見られる名車の復刻版的な要素が、

ないので厳しい状況ではあった気がしますね。

本来なら返り咲き中年ライダーにもっと受け入れられて欲しいのところなのでしょうが、

残念な結果です。

スズキの大型ネイキッドなら、やっぱりカタナが良いってことなんですかねぇ！（笑）