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ニューマン・スカイラインR30。

2011年08月04日 10時20分40秒 | Weblog
53年に制定された自動車排出ガス規制の影響を受け、

ある意味、パワー不足が原因で売れなかった先代のスカイライン・ジャパンに代わり、

その規制をテクノロジーで克服するモデルが登場します。

それがスカイライン・シリーズ6代目にあたる「ニューマン・スカイラインR30」です。

それまでの伝統だった6気筒エンジンを廃止し、

4気筒というコンセプトで作られた、後にも先にも「スカイライン」シリーズでは

唯一の4気筒エンジン搭載のクルマになります。

さらにGT-Rというネームを失っていた「スカイライン」に対して

高性能エンジンを搭載したモデルには「RS」という新しいメームを与えます。

この「RS」は直列4気筒4バルブDOHCのFJ20E型エンジンを搭載しており

最高出力は150ps。

これにターボチャージャーを追加した、FJ20ET型がのちの登場し、

最高出力は190psまでアップされます。

当時、ここまでのパワーを持ったクルマは他に存在していなかったので、

その注目度は非常に高かったですね。

知らない世代にも速いクルマ「スカイライン」が復活したってイメージを与えました。

初期の「RSターボ」には冷却装置が付いておらず、それを補うカタチで、

インタークラー付き「RSターボ」がさらに登場します。

このIC付きはフロントデザインから一般的には「鉄仮面」というネームで有名です。

R30でいう後期モデルになります。

ボクら世代がこのクルマを語る上で西部警察は外せないですね。

赤黒のカラーにRS-TRUBOのステッカーが貼られた車体に憧れたものです。

81年に登場し85年まで生産されました。

中古市場では中途半端に古いクルマな為、あまり玉数は出回っていませんが、

あればそこそこ高く、50万円~150万円まで、コンディションによって異なるようです。

今なお人気がある車種なので贅沢ではありますが、

コレクション的なノリで購入する感じですかね!