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NOSエンジン搭載車。

2011年08月09日 09時11分24秒 | Weblog
「NOSエンジン」とはシリンダー内における「ガソリンの燃焼促進」を狙ったもので、

大気中の空気の1.5倍もの酸素を含んだ亜酸化窒素(ニトロ)を、

約300度まで加熱し、窒素と酸素に分離させる事で分離前の1.5倍の体積となり、

通常時と比べ約2.25倍もの空気をシリンダーへ送り込むことで、

より強い燃焼効果を得るという原理のエンジン・システムのことです。

多分、これを聞いてもクルマのエンジンに詳しくない人は、

何のことやら訳が分からないと思います。(笑)

簡単に言えば、たくさんの空気をエンジン内に送り込めば速く走るということで、

「NOS」はそれをしてくれるシステムのことです。

まぁ、ターボやスーパーチャジャーと似たようなものですね。

ただしこのシステムは多少リスクもともない、一般車両に搭載されることはありません。

あまりの空気圧力がエンジンにかかるため負荷が大きすぎて、

故障、またはエンジンが分解・爆発する可能性が高いと言われているからなですよね。

でも、実はボクらが考えてるほどでも無いとも言われています。

普及率が低いこともあり、後付で考えても相当高価なパーツになります。

分かりやすく説明すると、1馬力アップさせるに1万円かかる計算になるんですよね。

て、ことは100馬力上げるには100万円かかるってことです。

だったらターボの方が簡単にパワーアップ出来るので、

日本ではチューニングメーカーもあまり使用することはありません。

逆にアメリカとかでは最近、映画の影響もあって搭載車が増えています。

また、使用方法としてターボなどと違い、常時使われるものではなく、

ここぞという場面でボタンを押す仕組みで使う感じです。

使用時間が最高で20~30秒間しか有効じゃないからなんですよね。

理由は燃焼圧縮率が下がることと、エンジンの負荷がそれに耐えれないからです。

でも、何かカッコ良いですよね!(笑)