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関電、大飯原発再稼働

2012年06月10日 | eつれづれ

関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の安全性を検証してきた福井県原子力安全専門委員会は10日開いた会合で、事業者による安全性向上策の確認結果や今後国などに対応を求める点などをまとめた報告書案を示した。結論として「東京電力福島第1原発事故を教訓に、想定すべきとされる地震、津波が襲っても原子炉の安全を確保するために必要な対策は確保されているものと評価できる」としている。

経済アナリストの森永卓郎氏...登場。
「原子力を続けることは不可能」というのが森永氏の見解。しかし、今のまま全原子炉をストップさせていては火力燃料費の増加でコストがかさむばかり。
その負担は「消費税を2%上げたくらいのインパクト」と分析する。
どうせ「停止状態と稼働状態ではリスクは大きく変わらない」のだから、ひとまず再稼働して、「代替エネルギーを早急に考えないといけない」と主張する森永氏。「各原子炉をいつ廃炉にするかということをきっちり宣言することで、なし崩し的な再稼働ではないと世論も納得するのでは」と
いう。


再稼働で当初より計画停電のリスクは若干低下した様だ。それでもまだ電力供給は不安定の域を出ていない要注意。
皆、原発停止状態は稼働より安全と思っているが土台、原子力発電所有る限りリスクがあり危険な事は変わりない。これの代替エネルギーなど現実、考えてもムダ有りません。
何せ自然界には存在しない...人類が手に入れた夢のエネルギー源なのだから...これ誰かの話。事故おこした原子炉は40年も前のもの今の技術と比較すればサンプル品みたいなもの、今のものは全然レベルが違うと言っていたが...。我々、針金電気ヤやっていた40年前の機器をみればPOS.OCBの時代、電動機も大型、もちろんデジタル機器など無い時代。
事故おこした発電所の運転制御所の計器をみてわかったが皆、アナログ計器だけだった。
もちろんGE製のもので、日本の技術者もいなくアメリカ仕様をただ入れ稼働しただけの話。