eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

高校生のボランティアも入る

2020年07月12日 | eつれづれ

美しい街並みで「九州の小京都」とも呼ばれる人吉温泉。500年の歴史があり、夏はアユ釣りや川下りを楽しむ客でにぎわう。
約30軒の宿泊施設の多くは浸水し、数寄屋造りの和風建築で国登録有形文化財に指定されている1934(昭和9)年創業の「人吉旅館」も、1階天井まで水没した。
社長の堀尾謙次朗さん(63)は4日早朝、前夜から雨が降り続く中、球磨川の水かさが普通でないことに気付いた。
「このままでは危ない」。宿泊客を急いで起こし、午前7時ごろ、従業員らと共に高台の高校に車を走らせた。
浸水被害を受けた人吉旅館で、スコップで泥をかき出す地元の高校生ら。
柱時計は7時35分すぎを指したまま止まっていた=8日、熊本県人吉市
体育館で一夜を明かし、水が引いた5日昼に旅館へ戻ると、1階は柱を残し壁や建具などが全て流出。
室内には大量の泥がたまり、ロビーの柱時計は7時35分すぎを指して止まっていた。「あと一歩遅ければ巻き込まれていた」と振り返る。
球磨川は「暴れ川」の異名もあり、これまでも氾濫を繰り返した。
人吉旅館も被害を受けたが、そのたびに再建。65年の大洪水にも耐えた。
ただ、今回は新型コロナの影響で5月末まで1カ月以上休業し、ようやく売り上げが前年の4割まで回復したばかりだった。
既に多額の融資を受けており、金銭的余裕はない。「どれだけ資金が必要なのか検討もつかない」とうなだれる。
全国からSNSで応援の声が届き、地元の高校生らが片付けのボランティアに来てくれるのが心の支えだ。
9日も朝から10人以上が参加し、スコップで泥をかき出すなどしてくれた。
おかみの里美さん(62)は大正ガラスの窓がある自慢の廊下で、「もう涙は枯れた。
何とか以前の姿を再現し、時間はかかっても営業を再開させたい」と決意を込めた。

新型コロナウイルスでマスクしてのヘドロ除去は、想像を絶する作業だ。
しかもベタベタで重い、若いパワーで無いと無理。
もう梅雨明けも、近いがあけた途端に夏の猛暑では厳しい現実だ。


折角、ボランティアが入っても結局、最後は重機により取り壊し...この風景は多く見てきた話も多い様だ。
ヘドロの臭いも酷く、まともに居られない状況だ。

口先ダケ野党の出番デスヨ

2020年07月12日 | eつれづれ
コロナで都道府県の「貯金」激減 「次の波が来たら…」
新型コロナウイルスの対策費に充てるため、47都道府県のうち42都道府県が自治体の貯金にあたる「財政調整基金」を計1兆円超取り崩し、総残高は前年度末に比べて58%減ったことが調査でわかった。休業要請に対する支援金や医療体制の強化に充てた。「次の波」に対して、春と同じような対応をとることは財政的に厳しい状況だ。
調査は7月初旬、47都道府県を対象に行った。2020年4月以降、コロナ対策のために取り崩した財政調整基金の額を聞き、全都道府県が答えた。
それによると、42都道府県が総額1兆852億円の財政調整基金を取り崩した。19年度末の総残高は47都道府県で計1兆8868億円あったが、コロナ対策だけで6割近く減った。
最も多く取り崩したのは東京都で8521億円。
休業要請に応じた事業者への最大100万円の協力金などに充てた。
大阪府の796億円、神奈川県の167億円が続き、感染者が多い都市部が目立った。
残高に対する取り崩し額の割合は、石川県が最も高く91・9%にのぼった。
それ以外で高かったのは、東京都の91・2%、山口県の88・3%、茨城県の81・2%、秋田県の76・0%。財政規模が比較的小さな県が多かった。
財政調整基金を使った主なコロナ対策として回答が多かったのは、休業要請をめぐる支援金。
少なくとも11都府県で計3055億円使った。医療体制の強化も多く、神奈川県は臨時医療施設とするプレハブ整備に約65億円、北海道はPCR検査センターの設置・運営に約7億円、石川県は医療機関協力金に約10億円を充てた。
埼玉、千葉、岐阜、京都、兵庫の5府県は取り崩していない。
「企業会計から100億円を取り崩してコロナ対応に使っている」(埼玉県)、「国の臨時交付金などを活用する」(京都府、兵庫県)などが理由だ。
都道府県が独自政策の財源にしやすい財政調整基金の急減で、「次の波」に対応する財政的な余力は小さくなっている。
休業要請に応じた事業者に対して春は最大100万円の協力金を給付した大阪府は「次の波が来た場合、同じように手厚くは対応できない」(幹部)とする。景気悪化で今後の税収減も見込まれる中、財政調整基金は自然災害への備えでもあり、各自治体は危機感を募らせている。

もう、金無しで今までの様な補助は出来ない...アテにせず新しい生活様式でコロナと付き合う他無し。
病院も受入満杯、医院は診ない...かかれば自宅で回復待ち、重篤となれば三途の川が待っている話の様だ。
GoToキャンペーンも時期尚早が多数だが御上はGoGo...観光業は余りにもすそ野が広い...テレビでも言っていたが国での税金投入救済は無理なのだ。
廃業、廃業ともなれば税収も上がらず...議員と名の付く人、公務員の給料、ボーナス、減額、天下り等々の禁止まで波及するだろう。
今冬の公務員ボーナス、現状維持なら他国なら暴動ものとなる。




昨今の電力計器変革

2020年07月12日 | eつれづれ

昔の教科書通りの可動コイル型、三相電力計。
電流は常に変化するのでコイルも可動、電圧コイルは右側にある。
△◯/5Aなので電流線は太い。
昔の技術者はよくぞ理論を、発展させ考えたものだ。



これ以降の三相電力計はICなどある。メーターは可動鉄片なのか。

三相力率計はコンパクトな基板となっている。
左は電流3要素、右は電圧2要素の変圧器の様だ。

今は電圧.電流.電力.力率.周波数が全部あるデジタル計器が多くなったが、アナログ計器も捨てがたいものがある。
写真に撮りブログにUPしてゴミ処分とする。