eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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やっぱりと言うかずさんな運行管理が明らかに

2016年01月17日 | eつれづれ
事故バス運転手、前の会社では小型・近距離専門
事故当時にバスを運転していた運転手(65)が、「イーエスピー」に契約社員として入社するまで勤務していたバス会社で、「大型バスには乗れない」と話し、小型バスで近距離を専門に乗務していたことがわかった。
このバス会社の関係者が16日、明らかにした。今回は、イーエスピーでの大型バスの運行実務は4回目だった。
運転手は2010年から約5年間、東京都八王子市内のバス会社に勤務。同社社長によると、運転手が「大型バスには乗れない。運転したことがない」と話していたため、同社では事故を起こさないよう、25人乗りの小型バスを専門に乗務させていた。さらに、それ以前に勤めていた都内の別のバス会社でも、大型バスにはほとんど乗っていなかったという。
イーエスピーによると、運転手は昨年12月、契約社員として入社した後、大型バスの研修を2回受けた上で、業務に就いていた。

大型2種は持っていたが素人同然のペーパードライバーだった事の様だ。

旅行会社側がバス会社に示した行程表と「異なるルート」だった
長野県軽井沢町で転落事故を起こしたバスは、ツアーを企画した旅行会社「キースツアー」が、バス運行会社「イーエスピー」にに示した行程表と異なるルートを走行していた。運転手が勝手にルートを変えた場合は違法となる。
転落バス、予定と異なるルート走行 会社側「変更連絡なし」
2社で食い違う見解…運行管理者は「運転手から報告はなかった」
イーエスピーの山本氏は「時間調整のため、高速道路を使わず行程表通りに行かないこともあり得る」とも話しているが、キースツアーの福田万吉社長は、「時間稼ぎをしたければ、高速道路の駐車場で休めばいい」とも。イーエスピー運行管理者はルート変更について「運転手から報告はなかった」と説明している。
バス会社と旅行会社で食い違う見解 時間を調整!?
首ひねる同業者「なぜカーブが多い道に」「高速代浮かせるためか」
ある旅行業者は「碓氷峠を越える場合、うちなら一般道でなく高速道路を利用する」と話す。40年ほどツアーに携わる別の会社の担当者は「なぜカーブが多い碓氷バイパスを通ったのか」。東京都内の同業他社の担当者は「時間調整が必要ならサービスエリアで休憩を取る。高速代を浮かせるためだったのでは」と推測している。

規制緩和でタクシー業界とおなじ雨後の竹の子、新規参入した会社の様だが安く提供するのは結構だが法の遵守などやっていては正直、儲からない事か...補償も無く倒産、行方知れず裁判、行政処分もあったものでは無いが世の常、このツァー会社、バス会社そして運転手は人の命を何だと思っているのか、こんな悲惨な事故があってもリスク管理、学習しない輩が多い世の中だ。