eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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猛暑にて搬送多く危険

2012年07月19日 | eつれづれ
総務省消防庁は18日、9~15日に熱中症で搬送された人(速報値)は、全国で2483人に上ったと発表した。
今年に入って最も多く、前週(2~8日)の979人と比べ、2・5倍に急増した。
都道府県別では、東京都が218人と最多で、埼玉県が211人、愛知県が194人と続いた。熱中症により死亡したのは5人で、今年の統計を取り始めた5月28日からの累計は9人となった。17日に梅雨明けした関東地方では、群馬県館林市で39・2度を記録するなど各地で猛暑日となった。今後も暑い日が続くことが予想され、同庁は「こまめに水分補給をするなど、熱中症への対策を十分にとってほしい」と呼びかけている。


電力不足に伴って頼みの火力発電所トラブル、緊急停電となったら、エアコンがパーとなりパニック状態に陥る。再稼働反対も良いが、とにかく未来の安心、安全など、ドウデモ良く今を何とか乗り切るしか無い現実だ。原発事故の責任も大事だが再稼働しなかった為の死者、続出は誰が責任とるの...もちろん紙より軽い責任とは判っているが。とにかく老人、乳幼児、子供が危ない...皆プールに入って、これしか無い様だ。
ハシモトも女性問題では...叩けばホコリ出る、下のスキャンダル綺麗事並べてもダメ。
変にボクは聖人君子では無いなどと、これもワケの判らぬ言い訳。

☆☆
デモや集会などの社会運動は本当に脱原発を後押しするか? 開沼 博「“燃料”がなくなったら、今の反原発運動はしぼんでいく」
今のままでは脱原発は果たせない」と語る、福島県いわき市出身の社会学者・開沼博氏
昨年3月の東日本大震災よりずっと前、2006年から「原発を通した戦後日本社会論」をテーマとして福島原発周辺地域を研究対象に活動してきた、同県いわき市出身の社会学者・開沼(かいぬま)博氏。著書『「フクシマ」論』では、原発を通して、日本の戦後成長がいかに「中央と地方」の一方的な関係性に依存してきたか、そして社会がいかにそれを「忘却」してきたかを考察している。

原発立地地域のリアルな姿を知るからこそ感じる、現在の脱原発運動に対する苛立ち。「今のままでは脱原発は果たせない」と強い口調で語る開沼氏に話を聞いた。
■社会システムの“代替案”をいかに提示するか
昨年の早い段階から、「原発はなし崩し的に再稼働される」と“予言”していましたよね。なぜ、そう考えたのでしょう?
開沼 まず理解しておくべきなのは、現代の日本の社会システムは精密機械のように複雑だということ。もっとシンプルなシステムなら、比較的容易に原発の代替手段を見つけられたでしょう。
しかし、今の社会はシステムからひとつ部品を外せば、多くの人の生活と生命にその悪影響が出るようにできている。もちろん原発にしても然り、です。そのなかで現実的に何ができるか時間をかけて議論していくしかない。にもかかわらず、それができていない。
―開沼さんは、原発立地地域での反対運動にも懐疑的ですね。

開沼 他地域から立地地域に来て抗議する人たちは、言ってしまえば「騒ぐだけ騒いで帰る人たち」です。震災前からそう。バスで乗りつけてきて、「ここは汚染されている!」「森、水、土地を返せ!」と叫んで練り歩く。
農作業中のおばあちゃんに「そこは危険だ、そんな作物食べちゃダメだ」とメガホンで恫喝(どうかつ)する。その上、「ここで生きる人のために!」とか言っちゃう。ひととおりやって満足したら弁当食べて「お疲れさまでした」と帰る。地元の人は、「こいつら何しに来てるんだ」と、あぜんとする。
―1980年代にも、チェルノブイリの事故をきっかけに、日本でも大規模な反原発運動が起こりました。
開沼 あの運動は、時間の経過とともにしぼんでいきました。理由はいろいろあります。あれだけやっても政治が動かなかったこともあれば、現実離れした陰謀論者が現れて、普通の人が冷めたこともある。そして今も同じことが反復されています。「原発は悪」と決めつけてそれに見合う都合のいい証拠を集めるだけではなく、もっと見るべきものを見て、聞くべき話を聞くべきです。
―日本で起きた事故が発端という点は当時と違いますが、現象としては同じだと。

開沼 僕は今の運動の参加者にもかなりインタビューしていますが、80年代の運動の経験者も少なくない。彼らは、過去の“失敗”をわかった上で「それでもやる」と言う。「あのときにやりきれなかった」という後悔の念が強いのでしょう。そういった年配の方が「二度と後悔したくない」とデモをし、署名を集めようと決断する。それはそれで敬服します。
でも、そのような経験を持たぬ者は、まず「自分は原発について真剣に考え始めたばかりだ」ということを自覚して歴史を学び、なぜ3・11以後も日本が原発を選び続けるのか学ぶべきです。この運動は、このままでは近い将来にしぼんでいく。すでに“反原発マインド”を喚起するようなネタ―「大飯の再稼働」「福島第一原発4号機が崩れる」といった“燃料”が常に投下され続けない限り、維持できなくなっている。
―それがなくなったら、しぼむしかない。

開沼 3・11を経ても複雑な社会システムは何も変わっていない。事実、立地地域では原発容認派候補が勝ち続け、政府・財界も姿勢を変えていない。それでも「一度は全原発が止まった!」と針小棒大に成果を叫び喝采する。「代替案など出さなくていい」とか「集まって歩くだけでいい」とか、アツくてロマンチックなお話ですが、しょうもない開き直りをしている場合ではないんです。
批判に対しては「確かにそうだな」と謙虚に地道に思考を積み重ねるしか、今の状況を打開する方法はない。「脱原発派のなかでおかしな人はごく一部で、そうじゃない人が大多数」というなら、まともな人間がおかしな人間を徹底的に批判すべき。にもかかわらず、「批判を許さぬ論理」の強化に本来冷静そうな人まで加担しているのは残念なことです。
そして、それ以上の問題は「震災」が完全に忘却されていること。東北の太平洋側の復興、がれき処理や仮設住宅の問題も、「なんでこんなに時間がかかるのか」と、被災地の方たちは口々に言います。原発の再稼働反対にはあんなに熱心なのに、誰もそこに手を差し伸べない。「再稼働反対」しても被災地のためにはならない。
―確かにそうですね……。

開沼 先日、フェイスブック上で象徴的なやりとりを見ました。警戒区域内に一時帰宅した住民の方が自殺してしまった。その町の職員の方の「今後はこのようなことがないよう頑張ります」という内容の書き込みに対して、ある人が「これでも政府は大飯原発を再稼働するのか」とコメントした。職員の方は「怒ったり、大きな声を出すエネルギーを被災地に向けてください」と訴えました。救える命だってあったはずなのに議論の的が外れ続けている。
―先ほど「歴史を学ぶべき」という言葉がありましたが、では、デモや怒りの声を上げる以外に何ができるでしょうか。

開沼 原発ありきで成り立っている社会システムの“代替案”をいかに提示するか。どうやって政治家や行政関係者、そして原発立地地域の住民に話を聞いてもらうか。少なくとも今の形では、まったく聞いてもらえない状況が続いているわけですから。
かなり高度な知識を踏まえて政策を考えている団体は少なからずあります。自分で勉強して、そういうところに参加したり、金銭面でサポートしたり。もちろん新しい団体をつくったっていい。「代替案がなくても、集まって大声出せば日本は変わる」と信じたいなら、ずっとそうしていればいいと思いますが。
―確かに、現状では建設的な議論は一向に進んでいません。

開沼 もちろん解決の糸口はあります。例えば、ある程度以上の世代の“専門家”は、原発推進にしろ反対にしろポジションがガチガチに固まってしまっている。これは宗教対立みたいなもので、議論するほど膠着(こうちゃく)するばかりです。そりゃ、「今すぐ脱原発できる、するぞ」とステキなことを言えば今は脚光を浴びるかもしれない。でも、それができないと思っている人がいるから事態は動かない。立場の違う人とも真摯に向き合わないと何も生み出せません。
若い世代が、その非生産的な泥沼に自ら向かう必要はない。一定のポジションに入れば安心はできます。「みんな脱原発だよね」と共同性を確認し合えば気分はいい。でも本当に変えたいと思うなら孤独を恐れず批判を受けながら現実的かつ長期的に有効な解を追究しなければ。
―世代による“線引き”もひとつの解決策だと。

開沼 僕は原発推進派と呼ばれる人、反対派と呼ばれる人、双方の若手の専門家を知っていますが、ある程度のところまでは冷静かつ生産的な議論が積み重なるんですよ。ここまでは共有できるけど、ここからは意見が分かれるよね、と。例えば「アンダー40歳限定」で集まれば、そこから先をどうするかという建設的な話ができる。僕はそれを身近で見ているから、実はあまり悲観していないんです。
―アンダー40の若手原発討論。それ、週プレでやりたいです。

開沼 面白いと思います。売れるかどうかはわかりませんが(笑)。そういうオープンな議論の試みから現実的な変化が始まります。

針金電気ヤから一言:
脱原発など本当にやったら産油国から足下みられ電気代は裕福な国民しか買う事が出来なくなる...今は安定供給のもと電気を送っているが自由化などすれば供給義務も関係なし、ビンボー人は電気買えない時代となる...何時までも原油を買える事など保障も無し。
もっともバラバラ民主も早晩、空中分解して消えているだろうが。



洋上風力発電実験

2012年07月19日 | eつれづれ
風力発電の海上設置実証、実験バージョンだが、台風到来、倒壊沈没、ランニングコストで撃沈のシナリオか。もちろん海底に高圧ケーブル布設し電力を陸地に送る...割に合わないか。

電力使用状況お知らせブログパーツ|政府の節電ポータルサイト「節電.go.jp」


3択問題でも有るまいし

2012年07月19日 | eつれづれ
既に産油国も近い将来、原油枯渇想定し原発立地の現状...資源無し日本、何時までも原油購入出来るとの戦略なのか。原発反対は、化石エネルギー将来に渡って買える事を前提に言っているのか...世界戦略的に他国はそんなに甘くはありませんと考えた方が良いのでは。そのうち経済衰退、日本に原油、備蓄...買える、お金が無くなります。自然エネルギー発電などアテには成らず、無いより有った方が良い程度の代物。原発何基分をまかなえると言うが発電する能力だけではダメ、24時間安定し電力を供給する事が必須だ。もっとも昭和30年代に戻った生活を送るのなら別だが。
経済評論家のグローバル視点、寺島実朗さんが言っている日本の生きる道は原発含め、電力のベストミックスしか無い...原発0,代替に自然エネルギーなど電気技術的に素人の意見をパブリックコメントしてもムダなだけ。
今の世の中、危険要因多くあり...安心、安全だけのスローガンだけでは生活が成り立たない...それより病気、交通事故、労働災害他、に気をつけた方が良い。今の生活を、これからも維持したいのなら最新、次世代の原子炉に希望をつなぐしかない様だ。

それより民主政権、離党者続き崖っぷちとなって来た...早晩、ことごとく期待を裏切り、ウソつき政権は退場の時計が一気に進み出したのか。次はウソ鳩が総理、幹事長の顔にフンを落として飛んで行くのが見えてくる様だ。もっとも途中で落選のタマ当たり落下のシナリオだが...。