eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

ついに猛暑となる

2012年07月16日 | eつれづれ
525地点で真夏日、31地点で猛暑日
海の日の16日、強い日差しが照りつけ全国の多くの所で今年一番の暑さになっている。午後1時までに全国927地点中、30℃以上の真夏日は525か所、35℃以上の猛暑日は31か所と、いずれも今年最も多くなっている。
16日は夏の高気圧が強まり東北南部から沖縄にかけて気温が上がっている。午後1時までの最高気温は鳥取・米子で36.6℃に達し全国で今年一番の暑さとなった。また、関東でも群馬・館林で36.3℃、東京・八王子で35.7℃、埼玉・熊谷で35.5℃となり、関東で今年初めての猛暑日となっている。
16日の予想最高気温は東京都心で33℃、熊谷で38℃、富山で36℃、大阪や香川・高松で35℃と、猛暑日になりそうだ。26の都府県に高温注意情報が出ており、熱中症に注意が必要。


節電、省エネも頑張っている時、計画停電発令ともなれば、とんでも無い事になる様だ。
火力発電所のトラブルが無い事を祈るのみ。

夕方より暑さの限界、エアコンスイッチONとしたので電力も2ヶ所上がっている。
本日の使用電力量は28kWhで太陽光発電量は14kWhでした。
グラフを見ると寝ている時でも1kWh以上は消費している...如何に待機電力が大きいのか判るが、イチイチ切るワケにも逝かず、これも24時間換気他、電化生活なのでショウガナイ現実。

盗電の送電系統ピンチ?

2012年07月16日 | eつれづれ
<東京電力の送電系統がピンチに?>
先週木曜(12日)の△◯新聞紙面に「基幹系統潮流に“異変”」との見出しが躍った。震災によって福島方面の原子力・火力発電所が停止し、千葉・神奈川方面に電源が増設されたことで、電気の流れがこれまでと大きく変わり、東京電力の送電系統で問題が生じていることを取り上げた記事だ。
電力会社の送電設備は、長期的な計画に基づいて無駄のないように整備されている。電気の流れが大きく変わったことで、「設備の限界近くまで電気の流れる送電線と、電流が極端に少ない送電線の二極化が進んでいる」のだという。これが系統の電圧上昇や安定度の低下を招き、最悪の場合には関東全域が大規模停電に陥る可能性もあるそうだ。東電はさまざまな対策を講じ、ブラックアウト回避に努めている。
昨夏も同じように厳しい状況だったが、今年は柏崎刈羽原子力が停止していることで、さらに事態が悪化している。「西側から供給できる電源が復活すれば系統の安定度は改善されるが、それまでは緊迫した状態が続くのは確実だ」と記事はまとめている。


系統安定が危ういとの記事だが原発無しでは到底、GDP3位の経済はやっていけない。
常に何事もバランスが取れていないとダメで、評論家、政府の素人連中も技術的な問題と言われれば、どうにもならない。このまま原発停止して居れば緊急停電も有りますと...。