eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

電気不用ドライミスト冷却

2012年07月14日 | eつれづれ
こちらは電気を使わない水冷却(微細ミスト噴霧)のクーラー。今回、玄関のドアクローザを交換のため購入した...製品と一緒に入っていたカタログ。31℃から最大約3℃下がる様だ。1時間約3.5円(1L=0.24円の計算)の経費でOKと書いてある。

県が配布している熱中症の予防対策パンフ...ヘタすると日射環境によっては28℃設定のエアコンでは年齢によっては発症する可能性もある様だ。特に保育、幼稚園、老人ホーム他の施設では人数多く集まり、病院搬送となったらOUT、保護者に言い訳出来ない。この様なところは温度、節電管理も難しい現状...計画停電となったら、どう対処するのか。
ハシモトも夏本番となり途中から原発再稼働容認に方針転換...死者続出、病院機能マヒ恐ろしくなった理由の1つ、綺麗事では済まされない、原発廃止の未来話など、どうでも今どうするのかが問題か。




発送電分離は可能か

2012年07月14日 | eつれづれ
 経済産業省の有識者会議「電力システム改革専門委員会」が31日に本格的な議論に入った発送電分離は、既存の電力会社から送電事業を切り離し、新規事業者にも送電網を解放することで、電力市場の自由化につながると期待される。利点や欠点、課題をまとめた。
--現在の発電と送電はどうなっている
「既存の電力大手が送電網を独占的に運用している。このため、特定規模電気事業者(PPS)などの新規事業者は自分で発電はできても、送電は電力会社の送電網を使わざるを得ない。送電網を使う際には電力会社に『託送料』と呼ばれる借り賃を支払うので、その分コストがかかり、収益圧迫要因にもなる。こうした構造が発電事業への新規参入や自由競争を阻んでいるとの批判がある」
--分離すると競争が大きく進むか
「電力会社から送電網を切り離して中立的な機関が運用し、誰でも公平に使えるようにすれば、新規事業者も電力会社と対等の条件で発電事業の競争ができる。結果として電気料金の引き下げにつながるとの指摘が多い」
--マイナス面は
「多種多様な発電事業者が送電線に接続すれば、送電に技術的なトラブルが増え、安定供給に支障をきたす恐れがある。発送電分離をした英国や米国の一部では、発電への新規参入は進んだものの、価格競争が激化して事業者が設備投資を抑え、大規模な停電が頻発した例がある」
--送電網を運用する機関の創設が検討されている
「制度設計を議論しているところだ。中立性を保つには電力会社と利害関係のない人が組織を運営し、会計や財務上も電力会社から完全に独立する必要がある。送電網の運用を特定の団体や企業に任せるのか、国が行うのか、送電網を運用する機関は全国すべてをカバーするのか、現在の電力10社の管区ごとにそれぞれ立ち上げるか-など論点は多い」
--実現に向けたハードルは
「送電網の運用には、全国の需要予測や需給バランスの調整、緊急時の広域的な電力融通が不可欠。だがこうしたノウハウは、これまで実際に送電を手がけてきた電力会社しか持っていない。電力会社の技術者が新機関に移って業務を行えばいいという考え方もあるが送電網の効率的な運営と中立性の両立が課題だ」


何れにしても一民間企業の財産を勝手に分割するにも難題、そして電力安定供給の技術的問題を含め簡単には実現出来そうも無いのか。そのうち民主も消滅するだろうし誰も期待もせず失望だけの政権付託だった様だ。結果は分裂、レンホーが吠えていた頃は皆、期待していたのだが...特に何も成果も無くEND、この辺から可笑しくなった。