eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

66kV夏期調整予約契約

2012年05月19日 | eつれづれ
昭和49.4月、当時の電力料金の試算表があった。契約は特別高圧電力特Ⅱ60,000Vで基本料金は917円、電力量料金7円53銭/kWHとある。夏期調整予約...夏期に1000kW以上30~40日間、カット予約すると調整kW*日数*40円*1/12を月々料金より減額する。
デマンド4,000kWの場合、800MWH.力率98で9,215,000円とある。調整予約1,000kW*30日では9,115,000円、同じく2,000kW*30日では9,015,000円の試算とある。差額は2,000kW時で200万減額となる様だ。石油ショック以降で電力不足が懸念されていた時代で夏期の節電対策だったのか。今から比べるとかなり安いのか...当然、6kV高圧自家用よりは安いが...。


補助金肩代わりシステム

2012年05月19日 | eつれづれ
テレビ、新聞では知事、市長は綺麗事並べていても結局は電力会社より補助金頂く...これも電気料金に上乗せ。そのうち、箱もの運営出来なくなり公務員の人件費削減をやってもらいたい位だ。電力会社も出口を絞らなければ燃料費増加と言っても電気料金UPは到底、理解を得られないだろう。

節電だけで足りない場合、政府は供給余力のある中部、北陸、中国、四国の4電力から関電への電力融通で乗り切る構えだが、気温上昇で全国的に需給が逼迫すれば、他電力からの融通が滞り「広域的な停電を回避できない可能性がある」(関電の八木誠社長)。火力発電所の故障で供給力が一気に失われる事態も想定される。関電の火力発電所28基のうち、6基は稼働から30年以上が経過し設備が老朽化しているうえ、ほかの発電所でも原発停止分の電力を補うための長時間運転が続きトラブルの可能性は通常よりも高い。
実際、昨夏には姫路第2発電所5号機(姫路市、60万キロワット)や堺港発電所2号機(堺市、40万キロワット)が故障停止し供給力が大きく落ち込んだ。一方、火力頼みが続けば燃料コストが増加し最終的に電気料金の値上げにつながる。政府試算では、原発の全停止が続いた場合、沖縄を除く9電力の燃料コストは2010年度の計約3.6兆円から12年度には6.7兆円に増加。政府の需給検証委員会は最終報告書で「このままでは料金上昇は避けられず、産業や国民生活に甚大な影響を及ぼす」と警鐘を鳴らしている。突然の大規模停電や料金値上げを回避するためには、原発の再稼働が急務。政府は一刻も早く再稼働の決断を下す必要がある。


節電目標クリア出来るのか

2012年05月19日 | eつれづれ

政府は18日、沖縄を除く各電力会社の節電目標を10年夏比で5~15%以上とし電力使用制限令の発動を回避することを正式に決めた。同時に家庭向けに節電メニューを公表し、エアコンの設定温度を上げたり照明をこまめに消すなどの自主的な節電を求めた。しかし、強制力のない節電要請でどの程度の効果が上がるかには疑問が残る。専門家からは、最も高い15%以上の節電を要請された関西電力管内での目標達成を危ぶむ声も出ている。
政府は関電管内の電力不足について電力融通を受けることで解消できるとして電力使用制限令の発動を回避した。家庭向けに節電メニューを作成して協力を呼び掛けるが実効性には疑問も残っている。
経済産業省がホームページで公表した家庭用の節電メニューでは▽お湯は電気ポットでなくコンロでわかす▽ノートパソコンは日中、コンセントからプラグを抜いて充電を利用する▽昼間は掃除機でなくモップやほうきを使うなどを挙げた。エアコンの設定温度を28度にするよう求めているが15%の節電目標を設けた関電管内ではさらに「2部屋でエアコンを使用している場合は1部屋に減らして使用する」が加わり、逼迫(ひっぱく)の度合いによって差を付けた。
今夏初めて導入されるのが携帯電話の「緊急速報メール」機能を使った通知だ。緊急地震速報が受信できる携帯であれば基本的に自動受信するといい、計画停電の予想される時間の3~4時間前に、管内の携帯電話に一斉にメールが送られる。文面は「停電になる可能性があります。身の回りの電気を消してください」など切迫した状況を伝えるものになるといい、経産省は「家庭の電気を少しでも消してもらい、停電を回避するための緊急避難措置」というが、「どれだけ節電につながるかは、やってみないとわからない」と話す。
三菱UFJリサーチ&コンサルティングの鶴田零副主任研究員は「昨夏の節電の検証が不十分。利用者の負担度合いと節電効果の関係が不確かなままでは、利用者に無駄な負担を強いるだけだ。結局は利用者の努力頼みになってしまう」と、効果がわからないままの節電要請を疑問視する。

☆エアコンを扇風機に切替た場合、50%の省エネ削減とあるがブレーカを切り、ウチワにすれば100%の節電となる。関西人の原発イヤの我慢比べが試される今夏の様だ。
この文中にもあるが...2部屋でエアコンを使用している場合は1部屋に減らして使用する」が加わり逼迫(ひっぱく)の度合いによって...まさに無いものとしてブレーカ切りを節電サポーターの針金電気ヤは推奨する!!。

事務所内にあった2台の200Vエアコンを今回、外壁工事のため(足場組み)一旦、屋外機取り外したが今まで特に1台で済んでいたため1台はゴミ処分として正に究極の節電を実行した??。