昨年12月の 2010 書TEN でご一緒させて頂いた
岡村雞守齋氏より素敵なお便り(↓)が届き
かわいい兎さんの絵も。
お手頃な価格で良質の青墨が手に入ったのだけど、もののためしに手紙なぞ、と。
半切半分を2枚分の巻紙風の長いお手紙。ありがたや。
では私も拙いながらも、なが~い紙でお礼状をば、と
手紙は、自分の舞台でもあるような。
紙の大きさ、色や質、文字の構成、構図、墨の色、そして文言。
何を選び、どう表現するのか、あれこれ考えたりするのは楽しや
手紙は苦手だから書かない、とよく聞くけれど、
書かなければいつまでたっても書けないわけで。
上手く書こう、恥かしくないように書かなきゃと思うから書けないわけで
だからね、「下手」にも応えて下さる相手を見つけるのがよろし
おっし、書けた~と写真を撮ろうと広げていたら、
ぷくぷく師匠がどれどれ・・とお座りになり。
このあたり・・ちょっと乱れておる・・と、右手で指南。
手紙なんだから、硬いこと言わないでね
あ・・岡村さん、見てたら・・勝手に載せてごめんなさ~い
以前から何となく感じていたのですが、
沙於里さんの梅の木の幹に凄く惹かれます。
ささくれた朴とつな質感にさりげない青や赤のやわらかく深みのある滲みの色、
それらが沙於里さんの書風と融和していて、いいなあと。
たとえ内容が「ここだけの話」が書かれてあろうとも、
飾らせて鑑賞させて頂きます!(キッパリ!!)
教室に額に入れて飾ろうっかなぁ~♪
古木の生きてきた肌合い、存在感、それとは対照的に儚い花をつける梅や桜に惹かれます
黙して語らず。なかなかそうはなれませぬが
お便り、いつでもお送りしまっす
手紙を書くのってほんとに楽しいですよね・・勿論いただくのもね・・
いいないいな このようなお手紙頂ける人
うらやましい限りです。
どんな風にしたらびくりしてもらえるかな~とか、手紙を書くのも楽しいですね