般若心経一節 顔彩・爪楊枝で (はがき)
先週、東京新聞ショッパー社主催の春秋恒例の写経会のお手伝いに。
もう顔なじみの方や初めての方、午前午後で52名。
60代以降の方が多い中、この日は珍しく20代の今風の青年が一人で参加されていて。
写経が終わると、一服のお茶と和菓子でお疲れさまでした、とご住職とひと時を。
私はその時に、美味しいお茶を入れて差し上げるのがお役目で、
その時さりげなく聞いてみたのでして
「初めてのお写経はいかがでしたか?」
「気持ちよかったです。」
「そうでしたか 」
「あの、僕、去年の7月にバイクで事故って、一時植物人間だったんです。
医者からはもうこのまま回復の見込みはないと言われていたんですが、
奇跡的に回復をして、今ここにいるんです。
それで、僕は何かに守られているんだ、生かされたんだと思って、
高野山や恐山に行ったり、今回は記事を見て、お写経は
高野山に納められると知り参加しました。」
坊主頭に口髭、美しい目が印象的で、既にお坊さんの様にも見えますねと申し上げたら、
よく言われます、って
すると、物腰のやわらかい女性が、静かにお話を始められて。
お孫さんを抱いたままご主人が転んでしまい、小さなお孫さんは脳血栓で
回復の見込みがなく絶望の淵におられたと。
その後ご縁があって別の病院で、無事手術をして回復された、と。
それぞれに事情や思いを持って、お写経をされているんだということを知り、
改めて、お手伝いをさせて頂いていることに感謝の気持ちで一杯になりました
先週、東京新聞ショッパー社主催の春秋恒例の写経会のお手伝いに。
もう顔なじみの方や初めての方、午前午後で52名。
60代以降の方が多い中、この日は珍しく20代の今風の青年が一人で参加されていて。
写経が終わると、一服のお茶と和菓子でお疲れさまでした、とご住職とひと時を。
私はその時に、美味しいお茶を入れて差し上げるのがお役目で、
その時さりげなく聞いてみたのでして
「初めてのお写経はいかがでしたか?」
「気持ちよかったです。」
「そうでしたか 」
「あの、僕、去年の7月にバイクで事故って、一時植物人間だったんです。
医者からはもうこのまま回復の見込みはないと言われていたんですが、
奇跡的に回復をして、今ここにいるんです。
それで、僕は何かに守られているんだ、生かされたんだと思って、
高野山や恐山に行ったり、今回は記事を見て、お写経は
高野山に納められると知り参加しました。」
坊主頭に口髭、美しい目が印象的で、既にお坊さんの様にも見えますねと申し上げたら、
よく言われます、って
すると、物腰のやわらかい女性が、静かにお話を始められて。
お孫さんを抱いたままご主人が転んでしまい、小さなお孫さんは脳血栓で
回復の見込みがなく絶望の淵におられたと。
その後ご縁があって別の病院で、無事手術をして回復された、と。
それぞれに事情や思いを持って、お写経をされているんだということを知り、
改めて、お手伝いをさせて頂いていることに感謝の気持ちで一杯になりました
悟りの境地ですね。
言葉で分かっていてもなかなか難しいですからね。
沙於里さんもいい出会いをされましたね。
まさに一期一会。
朝からとても良いお話に巡り合いました、
じ~んときます。
お写経っていいものですね・・・・・・
なかなか参加することができないでいますが
沙於里」さんのお茶皆さんに美味しく飲んでいただけたことでしょう
それぞれの思いが込められたお経。
お手伝いする沙於里さんにも、
特別なインスピレーションが降りて来ることを
陰ながら願っております。
私なぞすぐ忘れてしまうのでして。。。
祈る心、感謝する心、そこには無意識に合掌する姿があるんだなぁと、胸の奥に響きました。
唱えることができる位書いています。
まだまだ境地を理解するまでには程遠いですが、心落ち着くのでして。
お茶は、毎回美味しいですと言って頂けて、私も嬉しくなります。
・・と言っても、一保堂茶舗のお茶だそうで、そのままで美味しいんです
今回初めて、それぞれの方の真摯なお気持ちに触れることができて、
気持ちの持ち様が少し変わったような気がします。
感じるものを形にしていけたらいいのですが
ありがとうございます。
心を落ち着かせる方向を持ったものなんですね。
ぱっと一目みて理解できるものを、運筆の順に時間をかけてなぞる。荒天の武学にあった位や機のことを思い出しました。
私はきちんと運筆の順をなぞって書くということを、あまりしてきていないので、
心静かにそんな時間も持ちたいと思いました。