心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

日本の文化って

2007-10-19 | つれづれ


今週の絵手紙教室は、なんだか充実していた。
はがきや半紙に描かれた宿題を、みんなで鑑賞しながら、
空間の活かし方の話になった。

書は、空間と時間が大事。
日本の文化は、空間と時間を表現しようとする文化であると思う。

たとえば日本画や俳画、浮世絵といった絵の世界も、芸能の世界の能や狂言、
歌舞伎、長唄や落語、浪花節にしたって日本人ならではの独特の「間」がある。

お茶室、枯山水、和菓子、会席料理や、武道、華道、そして日本語を介しての
人との付き合い方にもこの「間」は存在し、普段は忘れているようでも、
私たちは自然と、なんだか居心地のいい「間」を持っているんだと思う。

伝統文化はちょっと窮屈だけど、やっぱり私たちは知らず知らずのうちに
どこかで日本人をしているものなんですよね~。

だから理屈をあれこれ聞くよりも、本来持っているその感覚をたぐり寄せれば、
あるいは日々求めていれば「日本人として」しっくりくる空間を
見つけられるんだと思う。

な~んて言うと、昨日も書の教室で
「なんだかわかるようなわかないような・・」と困った顔をされちゃうんだけど。

もっと日本文化を楽しみたい~

そうそう、従姉妹からの情報。
あした20日(土)15時~(開場14時)藤沢の遊行寺本堂で「説経節」による
宮沢賢治の世界というのがあるとのこと。チケットは1500円。
鎌倉時代に発祥した「語り芸」で現在は消滅しかけている古典芸能だそう。

未知の世界だけど、ちょっと興味をそそります。。

遊行寺:http://www.jishu.or.jp/ 
小田急江ノ島線 藤沢駅北口より徒歩15分
神奈中バス「大船駅西口行」(渡内・関谷インタ-経由)前沢橋下車徒歩2分

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