無為は「ぶい」と読む時と「むい」と読む時がある。
どちらも自然に任せて作為のない事とあるけれど、「無為に過ごす」と使うと
あまり良い印象ではなくなる・・かな。
また、老子のことばに「無為自然」ということばがある。
同じく余計な欲は持たず、作為なく自然に生きることを説いている。
昨日、自宅で様々な野菜を作っていらっしゃる某研究所のY先生から、
ご自慢の野菜をあれこれ頂いた。
大根、枝豆、生で食べられるほうれん草、イタリアンパセリ、玉葱、人参。
ほうれん草は虫食い葉だけど、無農薬の証。大根はもちろん葉付き。
人参や枝豆、大根、玉葱は小さめだけど、充実感のある力強いからだつき。
どれも土付きで、その土の匂いと一緒に、Y先生の畑を耕し、種を蒔き、
大きくなれや~と丹精込めるお姿が浮かんできて、誠にありがたや~。
改めて、しみじみとニマニマしながら眺めてしまった。
君たちは土の匂いを嗅ぎながら種から芽を出し、太陽や雲を眺め、
風や雨に当たりながら、それぞれに成長してきたんだね~って。
そしてまさに無為で素朴な野菜たちの風貌に加え、作った人の顔が見える
というのは、更に味を美味しくするもの。
早速、昨日は頂いた野菜たちで食卓は大賑わいだった。
Y先生!ご馳走さまでした~。 またお待ちしてます
私もなるべくなら、無為自然でいたいなぁ。
無理無理って思わないで、そうなりたいって思い続けたら、ちょっとづつでも
近づけるかなぁ・・・。
ブログ見つけてびっくり!
以前先生の教室に通っていた事があります
この絵、この文字、懐かしくて・・・
色々見させていただきました
ありがとうございます
・・えっと、えっと・・ ん?
絵手紙教室に?
あ-ちゃんさまのブログの素敵な絵手紙、
私も拝見させて頂きました~。
が・・気になる気になる・・
またたまにはのぞいてやって下さいませ~
1年5ヶ月入院している時に家内が買ってきてくれました。「ほっとする 老子のことば」という題名です。腰椎損傷で動けない不随状態ではどうすることもできません。あるがままに凡てを成り行きに任せることとしました。
“無為”は「あるがまま」を超えて「ないがまま」と解釈しています。大根は私の大好物です。「ぶり大根」が最高です。どのような料理にも向く優等生的根菜です。
>「あるがまま」を超えて「ないがまま」・・
その境地にいかれるまでの思いが響いてきました。。
でも、「ないがまま」を受け入れられたら、心穏やかにいられるような気がします。
私はまだまだ、色んなものを求め過ぎているのかもしれません・・
あ。「ほっとする 老子のことば」は私も蔵書しています。