心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

うれしくても悲しくても

2015-03-22 | 山頭火・放哉・良寛
                             (半紙・習作)


山頭火のこの句は好きで何度か書いて いるのだけど。

うれしいことだけが、草を育てるというわけじゃなくて、
かなしいことも肥やしになるぜよ、って意味なのかと、
最初は深く考えもせず、単純にそう思ったのだけど。

うれしいことがある日も
かなしいことがあった日も
草はおかまいなしに、坦々と芽を伸ばすんだよなぁって
ことかいな、と


それくらいがいいって、
そんな風に、人生で起きるあれこれも
達観して、くっくっくって鼻で笑ってやり過ごせたらって思うのでして。

現実はそう簡単にはいかないこともあるけどね 

そういう思いとは裏腹に、どうも最近は細い線ばかり書いてしまうのは、
今の「気」がそうさせてるのかしらんと、以前書いたものを見て、ふと

心の免疫力をつけるには、よく食べ、よく笑い、よく歩き。
でもって、好きなことを見つけて愉しむべしし~。

書が好き、何かを描いていることが好き。
もっと貪欲に、好きを行進させたいものであ~る。

さて、今日の1曲は~。
やっぱり「好き」を行進させたらここへ帰るのかな  

この曲を聴いてたら、全然違う「うれしいことも悲しいことも草しげる」が
浮かんでくるのでして 

Tom Waits- Waltzing Matilda




うう・・なんていいんだろう

コメント (2)
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