心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

ヨコハマトリエンナーレへ その1

2011-08-14 | 書展・展覧会情報

 

 

まずは横浜美術館入り口でお出迎えしてくれるのが、この子たち。

この顔は・・と、友達の顔を思い出したりしながら 

中へ入るとすぐにあるのが、これ。

 


色んな布やニットなどを年輪みたいに。よく見ると再利用のものらしく、

洋服のタグやボタン、チャックがのぞいてる。
一つ一つの配色や質感、シーンと重なる世界へのロマンが広がる。

そしてその奥にあるこの透明な箱は、オノヨーコの作品。

 

 

 

靴を脱いで迷路を歩き、たどり着いたところに一台のなんでもない電話機が。
なんでも、オノヨーコ本人からいつとはなく、電話がかかってくるというもの。

 
残念ながら、そのチャンスは巡って来なかったけれど、

偶然というものは、必然のように感じる時もあれば、

奇跡に近いと感じる時もあるなぁ・・などと、ふと 

 

ここで、一端ランチに。

たまにはね~と、ちょっとお洒落に美術館1階にあるレストランで 

 

 

さて。館内は、一部を除いて、写真OKでしたので、いくつかご紹介。

 

 

左上:トビアス・レーベルガー『他者』というタイトルの作品

このランプは、横浜のある子供の部屋の電灯スイッチとつながっていて、

子供がスイッチを入れると、作品のランプが消え、その逆もありというもの。

左2番目:アラーキーの愛猫チロ 

左一番下:映像作品。難解ではなく、わかりやすくてなかなかよかった 



ここからは、シャトルバスで移動して日本郵船海岸通倉庫での展示作品。

 

右上:観覧者が自由に文字を移動して、ことばを作ることができる

右中:電球に照らすと、卵の中に文字が浮かび上がる

 

 

ここは閉館時間まで30分位しかなかったのに、文字を移動してことばを作るって

いうのにはまってしまい、全部を見ることができず。

 

私感としては・・「現代アート」ということばの力強さの印象と比べて、

全体的に、細かくて繊細でやさしい仕事が多かったかな。

 

もっと「ドーン!」「バーン!」って存在感のあるものも見たかったなぁって、

一緒に行った友人とも。これも時代の反映なのかなぁ。

 

でも、これだけの作品を一堂に見ることができるのは、トリエンナーレならでは。

会場はまだまだ他にもあちこちにあるようだし、会期は11月6日までと

しばらくあるので、また足を運ぶ予定。

 

さてと、ご飯でも~と会場を出てすぐに、ん?これはなに?

この続きはまた明日。 実はここが一番、楽しかった~

 

 

 

コメント (2)
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