心の免疫力~書とことばから

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求めて~ by 沙於里

「こういうもの」を表現したい

2011-05-12 | 岡本太郎

            (はがき)

 

 

『萬戸盡春逢』 

意味は、どこもかしもの戸に春が逢いにやってきた・・って感じかな 

 

まあ、五月というと春というよりもう初夏だけど。

 

今日は4月の蘭秀会書展後(←ずずいと下まで)最初の書道教室があり。

たぶん皆さま、久々に筆を持ち 

 

臨書のお稽古の他に、それぞれに創作してくる漢詩と山頭火の宿題もあり。

全員の半紙の添削が終わると、広げてみんなで品評会。

 

創作はむずかしい、っていうか、なかなか「お習字」から抜け出せないわけで。

 で、臨書から創作に向かうには、どうしたらいいのかという話になり 

 

今日も岡本太郎の本を読んでいる。この本、一日一回は目を通す。

そこで、今日の「創作」についての、うんうんそうそう!ってことばをみっけ。

 

「こういうもの」を表現したい、という最初の衝動がある。

描きたいという衝動じゃない。「こういうもの」を、なんだ。

 

                『壁を破る言葉』 岡本太郎 イーストプレス

 

 

書だって同じだと思う。

たとえば漢詩を書くにしても、詩の情景や思いを心に描き、

自分なりに感じたものを、「文字を借りて」どう表現するか、なんだと思う。

・・って言いながら、今日のは全然情味もないけれど 

 

コメント (4)
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