心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

第85回国展へ

2011-05-10 | 書展・展覧会情報

 

昨日の続き。 

8日は、最初に国立新美術館での第85回国展へ。 

 

書道教室にいらしていた大西さんが、本格的に絵の勉強をしたいと辞められて数年、

今年初出品で初入選されたと(すごい!)ご案内いただき。

大西さん おめでとうございます!

 

最初の画像が、大西さんの作品。壁面上段にあったので、アングルが下からに。

書の作品はシャープなものがお好きのようだったけど、

ご本人の繊細でエキセントリックな印象は、絵からも感じたなり 

 

この国展は、国画会の定期展。

そして国画会とは、絵画、工芸、写真、彫刻、版画の5部門による美術団体。

 

近代日本美術の先駆者として活躍され、その後内外に多大な影響を及ぼした

梅原龍三郎、難波田龍起はじめ、杉本健吉、香月泰男、須田剋太、棟方志功、畔地梅太郎、

柳宗悦、濱田庄司、バーナード・リーチ、河井寛次郎・・といった方々を輩出した会。

思えば、この名前の方々は、ずっと気になっている人ばかり。

 

会場は大作ばかりのすごい数の作品群で、もうどれもこれも、ずんずんと響いてくる。

 

う~ん。いい。この快感、この心地よさ、この感激はなんだろう・・

色というのは、五感に直接的に入ってくるというか 

 

その色使いや、油絵の具のにおい、それぞれのマチエールは、なんていうか・・

もうずっとずっと、ただ眺めていたい衝動に駆られる 

 

「書」にしかデキナイものもあるけれど、「書」にはカナワナイものもある。

今度生まれ変わったら、油絵のもっと近くにいられたら・・って思う 

 

もっともっと眺めていたかったけど、岡本太郎記念館にも行かなきゃだったので

いいなぁ・・って思った作品を写真に残して。

 

でも、とにかくすごい数と、時間がなくてお名前を書き留めることができず・・

画像だけ掲載させて頂きます 

 

 

  

 

 

真ん中の赤い作品 増地保男氏 181×362cm 「狂典」 すんごいかわいかった♪

(↑)下段:↓の国展公式サイト会場スナップの中の、21室01の作品をアップにしたものですが                  この色の融合は鳥肌ものでした。

 

菅野充道氏 162×162cm 「FLOAT11-4]  この作品が一番好き

 

 

絵画部門の会場のスナップ写真が、国展の公式サイトにあったので

お時間ある方は、こちらからぜひどうぞ~

→ 第85回国画会・絵画部会場スナップ

インデックスページの番号をクリック→見たい画像をクリック→

あとは左右の小さい画像をクリックでも見ることができます。

(ちなみに大西さんの作品はインデックス33の部屋です

 

あ、ここをクリックしても変なとこにはいかないので、ご安心くださ~い。

(時々ご年配の方から、質問があるのでね  )

 

今後の巡回展は

 

名古屋展 524日~529日 愛知県美術館ギャラリー

大阪展  67日~612日  大阪市立美術館

 福岡展 628日~73日  福岡市立美術館

 

コメント
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