心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

グループ墨花展へ

2009-08-16 | 書展・展覧会情報
                        越智麗川先生 「行行」
                   少し光沢のある水色と大胆な表具に




昨日は、4/3のブログ でもご紹介させて頂いた越智麗川先生が出品されているグループ墨花展へ。


私も大好きな 城所湖舟先生 の作品も賛助出品されておられ。


今回のテーマは「自分のことばで」と臨書作品をひとつとのこと。

書展の多くは、中国の漢文や古典をつらつらと書かれているものが多く
見る側に知識がなければ、ただ文字の造形を鑑賞するしかないわけで。

でも今回の展覧会は、それぞれの個性、思いが込められたことばと
表具も作品にあった、書の美とをたっぷりと楽しませて頂きました。

ちょうど越智先生も会場にいらっしゃたので、作品に込められた思いや
制作のお話やあれこれ・・も伺えて、感激でした♪


4枚とも越智先生
左上のかな作品の表具はご自分でされたそう。
右上は金文の「婦好鼎」。婦は母、好は女を意味するそう。
2×8尺3枚の大作は、ことばにじーんと
「坐忘」の作品、ステキ 表具も黒を使うなんて




Tシャツには「愛」という文字が2枚つながって書かれていて。
ペアで着るようにとの思いが込められているそう。


越智先生にご紹介頂いた向田氏(女性)は、本職は根付の作品を作られる方とか。
そして、その技を生かして遊び心溢れる、印やこんな作品を作られていて。

本物そっくりの墨は、実は木で彫ったもの。
この遊び心、たまりまへん♪

そして桃の種が偶然2つに割れたときに、閃いて梵字を彫ったという根付。


向田湖蝶氏


今年で18回目を迎えられたという、6人の方の個性と作品に対する熱い思いを感じ
刺激をいっぱい頂いてきました。
越智先生 ありがとうございました
もご馳走さまでした



この展覧会は、大船の 鎌倉芸術館 で今日まで開催中です。
是非お立ち寄りくださいませ~。


左の展覧会です♪






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