心の免疫力~書とことばから

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求めて~ by 沙於里

本能解放のすすめ

2008-04-25 | つれづれ
                     「悟りはいつ開く」(はがき)



確か幼稚園か小学校低学年の頃。
広島の親戚の家の庭に池があって、鯉を飼っていた。

何を思ったのか自分でも理解できないけれど、2つ年の離れた妹に
「絶対落ちないから背中を押してみて」と頼んで、
いとも簡単に池に落ちたことがある。

しかも1度ではなく、3度位。 押す妹もどうかと思うけどそこは子供。

大人になって訪ねたら、意外にも小さな池で驚いたけれど、
溺れそうになって慌てている自分と、迫ってくる鯉のたくさんの大きな口は、
今もはっきりと覚えている。

なんであんなことを言ったのか・・
ブログを書きながら、長年見つからなかったひとつの可能性を見つけた!

当時、鯉に餌をあげるのが楽しくてたまらなかった。
大きな口を開ける姿にドキドキワクワクして、指をパクってされるたびに
体に電流が走って、うれしくてそこらじゅうを走り回ってた 

そうか。。
鯉と一緒に泳ぎたい → でも池に飛び込むなんて →
誰かに押してもらったら → できるかも  ?

そんなことでも考えたのかな。
いまだに謎は解けないけれど、本能に呼ばれた行動だったのでせう。

あるとき、和尚さんが酔った勢い?でおっしゃっておられた。
「悟りなんて開くもんじゃありませんよ。だって、悟りを開いたら美人がいても
美人って思っちゃいけないんですよ、そんな人生つまらないじゃないですか」

本能を閉じ込めようとするから、どこかでねじれてしまうってことも。
もちろん他人に迷惑をかけない節度の中での、本能の解放をオススメします

コメント (6)
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