BIN山本の『映画にも程がある』

好きな古本との出会いと別れのエピソード、映画やテレビ、社会一般への痛烈なかくかくしかじか・・・

ご 当 地

2017年08月13日 | その他
当博物館の2階がアタシの住居だ。して建物の横は空き地になっており半分が草ぼうぼうで
もう半分には砕石が敷かれている。これだけ広い土地があるのだが一向に何か建物がという
ような様子がない。これが都会なら15階くらいなビルかマンションがあっという間に建つ
だろう。ただここは駅前通りで駅からあるいて2分15秒、ゆえに路線価価格が変に高いだ
ろう。そこに建物を建てて何かの商売などと考えても、まずは採算が合わない。まして住宅
など建てるなら道1本隔てたところにいくらでも安い空き地が点在している。人口減少や過
疎地というのは悪循環スパイラルだ。

しかしてこの空き地は猫たちの絶好の遊び場となっている。近所に猫好きのオッサンがいて
放し飼いをしているのだ。小さな平屋の家前を通ると玄関に猫通用口が付いており、いつでも
フリーパスだ。しつけや管理などは何もされていなく、餓死にならない程度にエサは与えて
いるようだ。それが10匹以上はいるのだから、十分とはいえず、近所をひたすら喰い求め
てうろつく。通りの横断も空腹の為か堂々のよろよろ歩きで、車両が徐行することを知って
いる。そうしたところで今どき猫が食えるものなど落ちているはずもなく、鮮魚店が入って
いるスーパーも用心は怠らない。ゴミステーションは鉄の網でしっかり囲われている。
以前細い草の葉を食べているのを見たとき、猫は草だってたべることをアタシは知った。
この飼われている野良猫君たちの様子をあたしは飽きもせず2階から見ていることがある。
ジャレあったりお互いを毛繕いしたり、そして前足でほんの少しの穴を掘り、そこにお尻を
充てる。そして穴を埋めるマナーも無く、平然とヨタ歩きしてそこを立ち去るのだ。
あの猫オジサン家の中は想像するだに恐ろしいかとです。ヒロシです。

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