BIN山本の『映画にも程がある』

好きな古本との出会いと別れのエピソード、映画やテレビ、社会一般への痛烈なかくかくしかじか・・・

ヒロシです。

2017年08月12日 | 古本
もちろん古本屋さんで3冊目の〔ヒロシです。〕を見つけたので買ってしまったとです。
どうもそれ以来彼の口調が移ってしまいなんにでも〔と〕をつけるとです。自虐のネタ
パワーは落ちたが、いつまでもあのスタイルで行ってほしかとです。ヒロシです。(笑)
 「ひろしです。」 著者 ヒロシ  東邦出版 定価1200円+税
  ( 2011年7月6日 初版第3刷発行 )

某大手広告代理店の広告戦略十訓は次のようだ。これは広告マン鬼十則とは別物だとです。
①もっと使わせろ。②捨てさせろ。③ムダ使いさせろ。④季節を忘れさせろ。⑤贈りもの
にさせろ。⑥コンビナートで使わせろ⑦キッカケを投じろ。⑧流行遅れにさせろ。
⑨気安く買わせろ。⑩混乱をつくりだせ。TV広告の大半はこれの洪水だとです。
アタシもこの片棒を少しは担いでいたとです。ヒロシです。
 「日本のゴミ」 著者 佐野 眞一  ちくま文庫 定価900円+税
  ( 2002年5月10日 第4刷発行 )

さすがに大下さんは期(機かな)を見るに敏。亡くなった「高橋 まつり」さんをダシに
ちゃっかり過去に書いた「小説 電通」を載せ、厚くして売り出したとです。
第1章が今の電通もろもろ、第2章が過去の小説。それがページの3分の2を占める。
ともかく世の大半のスポーツイベントにもくだらない広告イベントを織り込む。して
ゼニ儲けをたくらむとです。そのウラがミエミエでヒロシはちっとも面白くなかとです。
 「電通の深層」 著者 大下 英治  イースト・プレス 定価1600円+税
  ( 2017年3月24日 初版第1刷発行 )

インパラをまた買ってしまったとです。美本で108円だったので買ったとです。
当館の本棚には一向に減らないこの本が4冊くらいあるとです。
若い元気な女性が来たら差し上げようとしているのだが、一向に現れんとです(笑)
 「インパラの朝」 著者 中村 安希  集英社 定価1500円+税
  ( 2009年11月18日 第1刷発行 )

いつか出るだろうと思っていたら、本当に出たとです。コンビニの遥かな日常。
そこにだって文学や哲学があるとです。
現在もコンビニで働いていると作者は言っていたが、果たしていまはどうか。
どうせなら定年までコンビニバイトを続けたらいい。コンビニに定年があるかは
知らないが。読後感は悪くないとです。ヒロシです。
 「コンビニ人間」 著者 村田 沙耶香  文藝春秋 定価1300円+税
  ( 2016年8月20日 第5刷発行 )

キミちゃんは自分の呑兵衛とぐうたらさが売りだが、もういいかげん飽きたとです。
飽きたけど、出たら買って読んでしまうとです。もちろん古本屋さんで安くなって
からとです、ヒロシです。
 「ぐうたら旅日記」 著者 北大路 公子  寿郎社 定価1300円+税
  ( 2012年12月18日 初版第1刷 )

だれから貰ったかどうしても思い出せない本。気が付いたら読み終わっていたとです。
酒場でのバカバナシをしゃれたタイトルにしたととみた。ヒロシも若かりしときこんな
ことはあったがいまはもうカラダがいう事を効かない。知っている名前が沢山載っている
この本の呑兵衛たちの、飲みバカちからに拍手を贈るとです。ヒロシです。
 「サカバナ」 著者 22人  中西出版 定価633円+税
  ( 2017年6月2日 発行 )




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