BIN山本の『映画にも程がある』

好きな古本との出会いと別れのエピソード、映画やテレビ、社会一般への痛烈なかくかくしかじか・・・

 屍

2021年10月05日 | 古本
取り上げた事件や事故は表紙の写真の通りだ。して「JCO臨界事故」などはあっさりしたものだ。アタシは3,11「東日本大震災」を
報道などで知った後ではなにか虚しい。福島原子力第一発電所の原子力大事故を目の当たりにした。あれは日本政府、どうすんだよ!
今回の東京オリンピック・パラリンピック、誘致の時の安倍の演説〔福島はコントロールされている〕などやその後の対策・対応は福島を
山車にして利用、聖火が通り過ぎたに過ぎない。自民党の総裁選で候補誰かが福島に触れたのか?
およそ金も時間も想像できない処理が莫大にかかる。ちんたらとそれとなく進んでいるうちに、人類は徐々に滅亡するだろう。化石燃料も
枯渇する。世界の土地は全て砂漠化し砂の中のアリ地獄。科学は自然を超えることは出来ず、ひとも干からびて屍がのこるだろう。自民党
などの政党を支持している人から、お先にどうぞ。
 「響きと怒り 事件の風景・事故の死角」 著者 佐野 眞一  NHK世版 定価1600円+税
  ( 2005年8月25日 第1刷発行 )