上下二段、700ページ、厚さ43mm、重さ690グラム、定価2600円+税。
この本が何故上下巻に分けなかったのかという理由が、読みおえて解かった。つまり
前半と後半では読み手の興奮度が変わる。だから、たいてい上巻のみを先に買って読
んだという人が、この本に限り下巻もという人は半減しただろう。ゆえに一冊にまとめ、
一機に読ませる醍醐味においてこの本は価値を増大させたのだ。
そしてこの著者増田 俊也氏をもつて、木村政彦という柔道家は見事に捉えられ復活
した。あのときの力道山に負けたという歴史の裏側の真実を、照射した。日本最強の
柔道家「木村政彦」にとって、破天荒な生活などは取るに足りないものだったのだ。
この本が何故上下巻に分けなかったのかという理由が、読みおえて解かった。つまり
前半と後半では読み手の興奮度が変わる。だから、たいてい上巻のみを先に買って読
んだという人が、この本に限り下巻もという人は半減しただろう。ゆえに一冊にまとめ、
一機に読ませる醍醐味においてこの本は価値を増大させたのだ。
そしてこの著者増田 俊也氏をもつて、木村政彦という柔道家は見事に捉えられ復活
した。あのときの力道山に負けたという歴史の裏側の真実を、照射した。日本最強の
柔道家「木村政彦」にとって、破天荒な生活などは取るに足りないものだったのだ。