本日茶道のお稽古。
風呂(夏用の釜)貴人・清次(きにんきよつぐ)
貴人清次とは
貴人に随伴のあった場合の貴人にもお伴にも茶を点てる作法のことです。
【清】というのは、貴人のことで【次】(つぎ)がお伴のことです。
貴人碗は天目のものを木地の台にのせて茶巾、茶筅、茶杓を仕組みます。
このようになります。
次茶碗は普通の茶碗でよいのですが、
茶筅は貴人の【清】が白竹に対して、【次】は煤竹(すすだけ)の数穂を用います。
茶巾も普通のものを使いますが、
畳み方が特殊で、これを 『千鳥茶巾』 といいます。
このような形です。
ああ!ややこしい・・・・茶道の手順は
所作・道具の名称・手前の順序・・・と、誠に複雑で・・・難しいものです。
【百期(百回)おぼろ】・・・といわれるように「百回」練習してもまだはっきりとは
覚えられないと言った意味でしょうか。
まだまだ初心者です。
さて、私の大切にしている「御所籠」
二年ほど前「教室を閉じる」事になったある方から「お安く」分けて頂きました。
10月にある船場祭りのお点前の練習用にと、お持ちしましたところ
「あなた!とってもいいお道具よ~~~~!」「練習用には使えないわ!」
「本番に使ってもいい程よ!」・・・と先生が!
わあ・・・嬉しい!
私も「目利きであったか・・・笑・・・」
籠の中に、手前に必要な諸道具がおさまるようになっています。
主に「野点」に使います。
茶を嗜む者にとって「お道具」を褒めて頂くことほど嬉しいことはありません。
何時かこの籠を使った「お茶会」を開いてみたいものと
心嬉しく帰宅致しました。
今日はこんな日でした。
ご訪問下さいました皆様有難うございました・・・・・・
流派によって異なるようです。
表さんはいつも煤だけのお茶筅のようですね!
裏では特殊な時にしか煤だけは使わないのです。
奥が深いですね!
嬉しいコメントを有難うございます。
お道具を褒めて頂くことも
絵文の事も・・・大変嬉しいです・
ご訪問の感謝を!
白い茶筅が有るのですか?
見たことも無いです。
千鳥茶巾も初めて見ました。
(千鳥茶巾)初めて見ました。
稽古の時は三ッに折ってセットしています。
高そうな良い茶道具持っていますね。
「何時も綺麗な花の絵のUP有り難う御座います。」