中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
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Vol. 937 樹齢1000 年・岡山醍醐桜のお話し!

2018年04月06日 19時55分57秒 | 日記
    
   醍醐桜・山の頂に立つ一本桜
   所は、岡山県真庭市落合垂水1901-5
   20軒ほどの集落を眼下に従えて,悠々と優々と立っています。
   この桜は日本名木百選にも選ばれると同時に、昭和47年12月には岡山県の天然記念物に指定されています。
 
   
   後醍醐天皇がこの地に立ち寄られた時、賞せられたと伝えられるアヅマヒガン桜の老木。推定樹齢1,000年以上。
   醍醐桜の「名の所以」はこのことから来ているのでしょうか。
   後醍醐天皇がこの地に立ち寄られたのはおそらく「隠岐島」流される途中であったと推測。
   島流しになったのは1332年と歴史で習いました。。。当時この桜があったと言うことなら
   樹齢は700年とも、また地元の説では1,000年ともいわれていると言うことも頷けますね。
   
    
   巨木の周囲は9メートル・高さ・枝を広げた幅共に18メートル
   20軒ほどの集落が密かに守っているのです。この木の周辺は「畑」
   畑に施す肥料をお裾分け頂いて、悠々と生きてたのでしょうか? 

   
   昭和29年の春。この方たちの祖先たち、そして子孫たちによって守られてきたのでしょうか。

   そして今。「桜の開花に合わせて」見物に来られる方々の車で大渋滞
   

   村の方たちはそれに合わせて「車道」「側溝に積もった落ち葉」のお掃除。
   「せっかく、おいでんくださるのに。汚うしとったら、もうしわかなかろう」温かい岡山弁です。
    

   いつかは耐える命としても。
     人の命の長さを遙かに超えて、神々しいまでに咲き誇る。
       物は言わず。けれど人々の心に「何か大きな」ものを語りかけている。
         春夏秋冬。この木を中心にして「人々の暮らしがある」
            忘れていた何か大切なこと、思い出したような気がして心が温もりました。

   写真はNHKの番組プレミアムカフェからいただきました。

   本日ご訪問下さいました皆様ありがとうございました・・・


   
 
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