中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
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Vol. 921 花信風(かしんふう)のおはなしです!

2018年02月08日 18時42分55秒 | 絵文
   
   信・・・この言葉、中国では「便り」という意味ですね。ですから花信風は
   花が咲いたと告げる風からの便り・・・とでも言いましょうか。美しい言葉ですよねえ!

   さて、その花信風(かしんふう)のお話しですが。
   これは、二十四節気の小寒から穀雨までの間、各節気での花の開花を知らせる風のことをさして言います。
   2018年の小寒は1月5日~~~~耕雨は4月20日。
   つまりこの間に吹く風のことを「花信風」と言うのです。
   
   この間の各節気に咲く花を調べてみました。
   小寒には・・・梅・山茶(つばき)・水仙、大寒には瑞香(じんちようげ)・蘭・山礬
   立春には・・・迎春(おうばい)・桜桃(ゆすら)・望春(こぶし)
   雨水には・・・菜・杏・李、
   啓蟄には・・・桃・棣棠(やまぶき)・薔薇、
   春分には・・・海棠・梨・木蘭、
   清明には・・・桐・麦・柳、
   穀雨には・・・牡丹・荼靡(どび)・楝(おうち)
      
   難しい字もありますね。読めないわ。
   読めてもどんな花か分からない・・・まだまだ知らないことだらけ。
   
   まあ、それはさておき。
   春は花の季節ですね。優しい風が吹くたびに、その風にのった花の香りが、
   また一つ花が咲いたよと知らせてくれる。風がそんな便りを届けてくれる。

   花信風・・・なんて美しい言葉でしょう!

   さて、今日はこんなお話しでした。
   皆様本日もご訪問頂きありがとうございました・・・・・・

   
コメント
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