本日のお稽古。
木々の緑に埋もれたように建つマンションの一室。
大きく育った木々がつくる木陰が涼やかです。
木々の足下にはみずみずしい「コケ類」 その上に柔らかい木漏れ日が日差しを落としています。
小さな蜘蛛がツワブキの葉の上に「巣」をかけていました。
一匹、孤独に!じっと動かない!
音もなく小さく静かな営みがここにありました。
暑さや豪雨にも負けないで・・・ちょっと嬉しくなりました。
さて、季節は色で表現されるってご存じでしょうか?
春・・・青・・・青春(せいしゅん)
夏・・・朱・・・朱夏(しゅか)
秋・・・白・・・白秋(はくしゅう)
冬・・・玄(黒) 玄冬(げんとう)
五行説によると
春の色は「青」であることから、「春」の異称が「青春」となったのですね。
「朱夏」「白秋」「玄冬」も、陰陽五行説に対応する色に基づいた季節の異称でなんですね。
春の異称「青春」が、年の若い時代をさすようになったのは、夢や希望に満ち溢れていることから、
人生の春にたとえられたのですね。
時は朱夏となっているけれど
暑さに負けないで、前を向こう。日々小さな一歩を!
希望に顔を上げる限り、人はいつも青春を生きているのだとおもう。
私の季節はいっつも 「春」です。
本日ご訪問くださいました皆様ありがとうございました・・・