中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
ご訪問頂き有難うございます。ご縁に感謝を!

Vol. 276 形見分け

2013年01月27日 19時32分11秒 | 茶道
   

   今日は先頃亡くなられた「茶道の先生」高木宗信先生の形見分けを頂きに参りました。
   お嬢さんがいらっしゃるのですが、茶道の道には進まれませんでした。

   茶道は奥深く「点前」の順序を覚えただけでは「師匠」にはなれないのです。

   花は野にあるように活けられなければなりません。
   床に掛けられたお軸も読めなければなりません。
   歴代の宗匠・・・のお名前、そしてその方々の時代背景も記憶しておかなければなりません。
   塗り師・釜師・指物師・焼き物の歴史・和歌・日本のそして茶の歴史。
   様々に精通した教養が求められます。

   先生は「生け花」「書」勿論・茶の道に秀でた先生でした。
   お花の師範はお持ちでも書の師範もお持ちになっている先生を・・・他には存じ上げません!
   私も書の手ほどきをこの先生から受けたのでした。

   形見に頂いた中からこのお気に入りのお軸を・・・アップしてみました。
      

   節分や 鬼とお多福 入り混じり 俺はバイトよ ピッーヒャラ ドンドン

   お菓子司 「叶匠寿庵」の会長(故人)の書と絵です。
   お二人は大変ご昵懇で、会長がご存命の頃頂いた手紙の一部を「軸」になさいました。

   帰宅後さっそく掛けてみました。
   お軸の向こうに先生の姿が浮かびます。
   有難うございました・・・先生。また頑張ります!応援して下さいね!

   皆様ご訪問有難うございました・・・・・・
   


   


   
   
コメント (8)
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