＜海外投資立国と空洞化＞：チャンネル桜・瓦版、朝日購読中止を呼びかけましょう

　　　　＜海外投資立国と空洞化＞

　工場や事務所が大挙して海外移転していけば、国内で雇用やビジネスの機会が消滅します。　雇用の減少は地域経済を疲弊化させ、『空洞化』が広がります。

　そこで、そうした地域や国内市場にダイナミックな需要が生まれれば、疲弊する地域に、さらに縮小する国内市場に新たな企業群が台頭し、各種のサービス供給を増やし始めることが出来ます。

　その道筋はまず、『海外投資』から始まります。
　
より正確にいえば、国内市場を対象に『世界ナンバーワン製品』の開発・生産・販売に成功した企業が、海外投資によって現地生産を始めることです。

　ここで、国内の関連部品・資材供給メーカー（中小企業）も海外投資に踏み切ります。

　これら大手企業と関連部品・素材サプライヤーは、海外市場と国内市場の双方に足場を持つ点で『両棲型世界企業（グローバルズ）』と呼びうる、新しい日本企業の存在と言えます。

　国内市場でメーカーとサプライヤーは強力な協働関係で『世界ナンバーワン』の標準型（イデアルテブス）を創出し、これを海外市場で（内外の企業との）共同で外需対応型に変形し、生産・販売を確保します。

　この収益を国内に還流させ、新たな新製品の協働的な開発・生産を企てるというものです。

　こうした『両棲型グローバルズ』が、『ダイナミックな需要』の源泉になる創出所得の生存基盤になります。

　そして、成長する世界経済を狙った『両棲型グローバルズ』が、海外投資拡大によって実績（収益）を上げ続ければ、これら果実が国内市場や地域市場で新たな企業群を誘発させることが期待されま