床屋談義。 ＮＹダウ、17000ドル突破。 勝った、勝った、また勝った！

　E：K（喜多）さんは、２０１２年の安倍内閣発足当初から「アベノミクス。」は「アベノマジック。」で、「インフレ『期待』に期待（なんじゃ、そりゃ？）する。」という幻想（イリュージョン）だと云っていましたねえ…！？？

　けれども、見事に円安・株高を実現しており、ＮＹダウの１７０００ドル突破の史上最高値更新に伴って、このところ日経ダウは１５００円以上の反騰となっているではありませんか…！？

　K：まあ、「景気というのは『気』から。」ということだ思っていますから、マスメディアの（プロパガンダの）「デフレ不況。」という『嘘話』に洗脳されての「（自虐）萎縮気分。」を安倍政権が払しょくして、参院選・大勝利をもたらしたのは「大成功。」だったと何回も「大評価。」を表明してきましたよ…。

　E：それにしても、２０１４年４月からの消費税の引き上げ後も、景気は上昇を持続していると政府・日銀は自信を持っており、このことを日経新聞はじめメディアが報じていますね…！？

　けれどもKさんは、日経ダウは、年金基金による信託銀行の８週連続買い上げ、ＮＩＳＡ（少額投資非課税制度）を１００万円から２００万円へ倍増するなど政府のＰＫＯ（株価維持操作）というドレッシングであるとしていますよね…！？

　K：う～ん。　４月の消費税引き上げは、ミッドウェー海戦と同様であり、その敗北後の大本営発表と同じで「勝った、勝った、また勝った！」というやつではないでしょうかね…！？？

　予想もしていたのですが、驚いたことに家計調査（総務省統計局）によると４月の勤労者世帯の実収入は実質で前年比７．１％も減少し、消費支出は前年比４．６％も低下しているのです。

　そして、５月には「持ち直す。」としていましたが、逆にマイナス８％減（平成２６年６月２７公表）となっていますから、「大丈夫だ～。」という（例の）「プロパガンダ。」はいつ「化けの皮。」が剥がれるのでしょうかねえ…！？？

　Ｅ：う～む。　確かに賃上げは進まないのに、電気・ガスなどの公共料金やガソリン代、食料品が値上がりし、実質賃金はマイナス４．６％になったといいますねえ～。

　街のクリーニング屋さんなども燃料費などのコストアップがあるのに、消費節約から売り上げ減少になったりはしていないでしょうか…？

　そういえば、みんなやっているのだが、チェーン店のラーメンが「税込み。」７３０円であったのが、『税別』だとして「さらに。」８％を取っていたが、これだと「１３％。」もの便乗値上げとなりませんかねえ～！？？　（やがて、消費減退―景気悪化の記事が、隠せなくなって出てくるだろうなあ…）

　　　　（以下略）