花好きグランマの独り言

いつの間にか大好きな季節到来。
控え目な花、地味な花など山野草が大好き。
まるで私のよう? 孫も登場します。

桃のお花見~恵林寺へ

2017-04-14 22:43:45 | 旅行

 

 

4/12(水)

花の旅・3日目は望みどおりの晴天に恵まれました。

さて、天気良し桃のお花見に行きたいけど足がない。

友人がお宿に交渉し、お花見をするのに絶好の場所まで、宿の車で送って貰えるように交渉成立。

行きだけ送って貰って帰りはタクシーで。

 

場所を聞くと釈迦堂だという、そこからタクシーを呼ぶのは大変かなり遠いよ。

結構遠くて勝沼ぶどう郷に近く、たっぷり車で20分はかかる。

そこでお宿に荷物を置いて、車で往復して貰えるように交渉すると快諾していただけた。

 

ドライバーさんは桃見に行くようにと言われただけらしく、行く先を知らない。

釈迦堂と言うと、久しぶりに行くらしい。

とっても感じの良いドライバーさんで、終始笑顔で運転しながらガイドもしてくれる優しい方でした。

 

笛吹川沿いの桜も満開~

 

 

雪をかぶった南アルプスの美しい勇姿。

山好きの私、高い山々を眺めているだけで高揚する。

 

 

釈迦堂遺跡博物館の駐車場へ車を入れる。

 

ドライバーさんに記念撮影をお願いする。

 

 

 

先頭の男性がドライバーさん。

 

 

小高い丘の上にある釈迦堂遺跡博物館周辺は花盛りでとっても綺麗でした。

ドライバーさんが待っているので博物館鑑賞は今回はなし。

駐車場はいっぱいで、沢山の人たちがお花見をしていました。

 

本当はこの周辺を散策して、甲府盆地を見下ろせる所まで歩くのがベストだけど・・・

きっと甲府盆地は桃の花がいっせいに咲きほこり、見事な桃源郷が見られたことでしょう。

 

 

ちょこっと顔を覗かせた富士山にご挨拶。

 

 

帰りも笛吹川を渡って石和温泉へ。

こちら側は南アルプスを背景に、笛吹川沿いに桜並木と信玄公祭りの幟が沢山掲げられていました。

ドライバーさんの観光ガイド付きの贅沢な桃のお花見でした。

リピーターとはいえ(たった2度目で)客のわがままを快く受けてくださり、糸柳の優しい皆様に感謝です。

至れり尽くせりでまた行きたくなるお宿でした。

 

 

石和温泉から電車に乗り塩山へ。

塩山駅前からタクシーで恵林寺へ。

 

塩山駅前の桜もとっても美しい。

青空に桜のピンク色が映えますね、曇り空がバックとは雲泥の差。

 

4/12は、かの歴史上の人物、武田信玄公の命日です。

その菩提寺となっている恵林寺では、命日の4/12に毎年信玄公を偲ぶお祭り「信玄公忌」が行われている。

恵林寺はさぞや賑わっていることだろうと、構えていたのに拍子抜けで人影はまばら。

露店の屋台は沢山並んでいたけど、お客さんはちらほらであれ? 祭りのイメージではない。

 

 

 

 

静かに観光できるなら、それはありがたいけど~

昨日の冷たい雨と大違い、気温が上がり春の装いに変身。

 

 

 

恵林寺の枝垂桜はちょうど見ごろで、濃淡2色の枝垂桜が同時に満開で見事でした。

法要が始まる前だったので、信玄公のお墓参りをして線香を供え手を合わせてきました。

 

 

 

可愛い稚児さん姿、写真撮っていい? と聞いてからパチリ。

 

 

巫女舞の奉納は地元の中学2年生の女子の皆さんです~


 

 

境内の枝垂桜を眺めながら、一休庵でほうとうのランチでした。

 

恵林寺から塩山駅へ戻りたい、バスの時間はかなり待つ、タクシーを呼ぼうかと話し合っていたら、

ちょうどお客さんを乗せたタクシーが止まってラッキー!

なぜかすべてが順調にいく~

 

塩山駅前にある通称甘草屋敷へ。

 

立派な建物でほれぼれするほど、重要文化財の旧高野家のお屋敷です。

江戸中期の庄屋屋敷だというからすごい歴史ある建物。


 

月遅れの雛祭りで、つるし雛や享保雛など思いがけず鑑賞しました。

 

 

特急電車の時間まで、甘草茶と手作りクッキーでお茶をする。

薬草茶の味で体に良さそう~

 

八代将軍吉宗の時代に薬用植物の甘草(カンゾウ)を栽培して幕府に納めていたことから「甘草屋敷」と呼ばれている。

庭には今も沢山の甘草が栽培されているらしいけど、まだ芽は出ていなくて空地状態でした。


2泊3日の花の旅、すべての観光を無事に終へて塩山から特急に乗り新宿へ。

新宿からの乗り換えも順調で、まだ明るいうちに帰宅しました~

(完)