嬉しい~ 1週間ぶりの青空と陽射しが眩しく感じられる。
それにしても寒すぎた1週間、明日の日中は暖かくなりそう。
台湾でもいつになく気温が低かった4日間。
台北市内は15℃位の時でも、標高が高い九份では13℃位で雨が降り風も吹くと体感気温はずっと寒く感じる。
十分から電車に乗り瑞芳駅へ。
瑞芳からは路線バスに乗り九份へ。
九份は日本統治時代に金鉱で栄えた街。
今では映画の舞台になったことで脚光を浴び、観光スポットになっている。
九份は山の中腹にあるので、街の下のバス停で降りると階段をずっと上り続けることになる。
バスは九份の上部のバス停で降りると階段を下りながらの観光になり楽。
ごった返している写真中央部分が狭い路地の入口。
狭い石畳の路地の両側に露店がずらりと並んでいる。
土産物店や食堂、フルーツ、漢方類や衣料品などの店が並ぶ。
あちこちから「如何ですか?」と言ったような声がかかる。
日本語、中国語、韓国語で書かれたお皿には「ピーナッツ巻のアイスクリーム」だって。
お団子のような白いものはアイスクリームらしい。
衛生状態が分からないので露店の食品は見るだけ~
眺めて冷やかすだけで楽しい。
メインストリートに交わる階段の両側には赤提灯が下がり、情緒あふれるノスタルジックな街が。
ここが一番素敵な場所で眺めも良いはずなのに、雨傘が視界を遮る。
宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」で有名になったので、日本からの観光客でひしめき合っている。
特に若い人たちが多く感じる。
平日でもこの混み方なので土日は周辺は渋滞して大変らしい。
雨風が激しく寒い、夕食まで1時間も自由時間があるけれど歩き回るのはつらい。
有名な「阿妹茶楼」でお茶をすることに。
陳さんの提案に全員賛成、満席だったけど陳さんの顔ですぐに席に案内されてラッキー。
お店の方が烏龍茶の淹れ方の見本を見せて教えてくれる。
阿里山の高級烏龍茶、暖かく香り高いお茶で癒される。
5種類のお茶菓子も戴きながら、烏龍茶を作法通りに真似をして淹れてみる。
お茶の葉を変えて何服もいただき体を中なら温める。
夕食の時間で予約してある台湾料理のお店に移動。
「阿妹茶楼」の向かい側のレストランでした。
正面の建物が「阿妹茶楼」
ちょっと移動するだけでも、傘の波で混み合っていて大変。
夕食はまた台湾料理、でも日本人向けの味付けで美味しく戴ける。
階段を滑らないように注意しながら下りて振り返ってみる。
上る人との擦れ違いで一杯の狭い階段。
情緒あって素敵な所なのでこの雨が恨めしい。
雨傘の人込みで全景が見えないのが残念な建物「九戸茶語」
1912年ごろの装飾が美しい4階建ての建物。
階段を下りて行くと1階の入り口が見られる。
2008年10月末に行った時の九份の「阿妹茶楼」周辺。
今ほど込み合っていないのでゆっくりと観光出来た記憶がある。
3日目の故宮博物院へ続きます~