花好きグランマの独り言

いつの間にか大好きな季節到来。
控え目な花、地味な花など山野草が大好き。
まるで私のよう? 孫も登場します。

我が家の手打ちそば

2011-04-12 22:47:18 | 料理

夫が手打ちそばを習い始めてから、丸2年になります。

近所に蕎麦打ちの師匠がいることもあって(飲み仲間でもあります)、かなり腕前が上がりました。

これが本当に美味しいので、友人曰く「蕎麦屋が開けるよ~」 

 

 

蕎麦打ちって、道具を揃えるのが最初大変です。蕎麦打ちセットなる物もあるけれど、道具にこだわって、2年前に合羽橋まで行き揃えました。

ピンからキリまでお値段も幅広くあります。こね鉢だけは、夫が気に入った木目の鉢にしました。これが高かった~ 

でも考えようによっては、気に入ったいい物を最初に買ってしまえば、途中で止めたりしないなと思って、私も了承!!

 

≪作業手順≫

1.そば粉と小麦粉の割合は、今回は7:3にしました。 合わせて500gで、きっちり計ります。 水は約250cc。湿度も関係するようです。

 

 

2.鉢にそば粉を移して、水を少しずつまわし入れ、手を8の字を書くように動かし、そば粉全体に水が行き渡るようにします。

 

 

3.大きなだまにならないように、そぼろ状態になればよし。ここまでの作業がとっても大切だそうです。

4.手のひらで約100回押しながら練る。空気を抜くように意識して(菊もみ)、円錐形にした物をつぶします。

 

 

4.真ん中がへこんだ、こんな形になればよし。こね鉢の仕事はここまでなので、鉢を綺麗に洗っておく。

5.のし板に打ち粉をふって、そば玉を置く。

 

  

6.手のひらで押しながら、まわしては押しながら少しずつ平らにする。 次はのし棒の出番です。

7.のし棒を押しながら少しずつ広げます。

 

 

8.向きを変えながら、のし棒で押し広げます。

 

 

9.打ち粉をふってのし棒を転がして、さらに広げていきます。 のし棒に巻きとり向きを変えます。

 

 

10.向きを変えて、四角形になるように意識しながら、薄く伸ばしていきます。

 

 

11.ここで2本ののし棒を使います。手前の半分を巻き、残りの半分を2本目ののし棒でのばします。向きを変えて、逆の方を同じように薄くのばします。

12.ほぼ四角形になったら、半分に折りたたみ、さらに向こうからと手前から折りたたみます。

 

 

12.まな板の上に移し、押さえ板を載せて、板をずらしながら、蕎麦包丁で細く切ります。

 

 

13.これで完成です。約150g で5人前が出来ます。作業を始めてから、切り終わるまで約45分で終わるようになればよし。

夫の仕事はここまでで、使った道具の始末はすべて自分で片付けます。 ご苦労様でした。

(工程をかなり省略しています。蕎麦打ちのイメージは大体こんな感じです)

 

≪茹で方≫

ここからが私の出番です。茹で方も実は大切なのです。 茹で方一つで美味しかったり、そうでもなかったりします。

 

1.たっぷりの熱湯で、必ず一人前ずつ茹でます。(家庭用の鍋は小さいですから)

2.ゆで時間は40秒です。

3.用意しておいた冷水に取り、冷水は3回取り替えてぬめりをとり、締めます。

4.出来上がった順に、すぐに食べます。

茹でる時は忙しいので、写真がありません。 手早くして美味しいうちに食べたいですから。。。

 


これは大盛りで約180gあります。 美味しそうでしょう?


事前にねぎや大根おろし、わさびなどの薬味を用意しておきます。

夫はそばつゆにもうるさくて、醤油、みりん、砂糖で返しを作り、削り節の出し汁に返しを加えて、そばつゆも作っています。

これでまずいはずはありませんよね。 本当に美味しくてすみません。 

 

信州生まれの信州育ち、蕎麦好きの私は幸せ者です。 \(^o^)/  (完)