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今日のニュースを英語で読もう!

今日の英字新聞のニュースです。主に国内ニュースで高1が読めるレベルです。

エボラ疑惑のカナダ人、退院

2014-10-31 15:43:09 | インポート




Canadian man cleared of Ebola virus, discharged from hospital



A Canadian man hospitalized earlier this week after showing symptoms of

possible Ebola infection was discharged from a Tokyo hospital Thursday and

given a clean bill of health.

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clear of ~から無縁である  virus ウィルス   discharge 退院する
hospitalize 入院させる   symptom 症状   possible 可能性がある
infection 感染   clean bill of health 健康証明書




【訳】


エボラ疑惑のカナダ人、退院



エボラ熱の症状を示したため今週はじめに入院させられていたカナダ人は木曜

日退院し、健康証明書を与えられた。



【解説】


中学までの英語は、最初に出てくる単語が主語であることが多いのに対し、高校以上の英語は、主語が1語では済まず、数語から数十語になることがあり、それを見つけるのが難しいのです。

「A Canadian man hospitalized」は、「カナダ人の男が入院させた」と訳しても通じますすが、その場合、次に「誰を」という目的語がこなければいけません。


「誰を」がないのですから、この「hospitalized」は動詞ではなく、「入院させられた」という意味の過去分詞になり、カナダ人の男性を修飾していることがわかります。

「エボラ感染の可能性がある症状を示したため入院させられたカナダ人男性」が主語。

「was discharged」(退院させれた)が動詞です。


無人ロケット 爆発

2014-10-29 16:13:50 | インポート

 
Supply rocket headed to space station explodes

  

An unmanned commercial supply rocket bound for the International Space Station exploded moments after liftoff Tuesday evening.

 

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 supply 補給   head 向かわせる   explode 爆発する   unmanned 無人

 commercial 民間の   bound ~行の   moment after ~の直後

 liftoff 発射

 

  

【訳】

 宇宙ステーションに向かうロケット爆発

 

 国際宇宙ステーションに向かった民間の補給ロケットが、火曜日夜の打ち上

げ直後に爆発した。

 


【解説】

高校以上の英語で難しいのは、動詞と「動詞もどき」の見極めです。

見出しの英文には動詞っぽいのが2つあります。「headed」と「explodes」。

head」は「頭」という意味ですが、「ed」がついているので、動詞です。

head」は動詞で、「頭を向ける」とか「頭をむけさせる」の意味。

rocket headed」で「ロケットが宇宙ステーションに頭を向ける」とうまく訳せるのですが、そうすると「explodes」(爆発する)が処理できなくなります。

  実は「headed」は動詞ではなく、動詞から分かれた過去分詞で、形容詞になります。

 

headed」は「頭をむけられた」となり、「宇宙ステーションに頭をむけられたロケットが爆発した。」が見出しの意味です。

 

 

本文はそれほど難しくありません。

 

最初にでてくる動詞っぽいのが「exploded」ですので、その前までの意味は、「国際宇宙ステーション行の民間補給ロケット」。

 

 ここはすんなり、「ロケットが爆発した」で大丈夫です。

 

 

moment after」は熟語として覚えておいてもいいと思います。

 

「~の直後」の意味です。

 

 

 

 

 


御嶽山噴火から1ケ月

2014-10-28 19:46:34 | インポート



Prayers held for Mt. Ontake victims on one-month anniversary of disaster



Prayers were held on Oct. 27 for the victims of the Mount Ontake eruption one

month earlier that claimed at least 57 lives and left six missing.


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prayer 祈り   victim 犠牲者   anniversary 節目の日   disaster 大災害
eruption 噴火   earlier 前   claim 奪う   missing 行方不明




【訳】


御嶽山噴火から1ケ月、犠牲者への慰霊祭


57人の命を奪い6人が行方不明のままである御嶽山の噴火からちょうど1ケ月

の27日、犠牲者の慰霊祭が行われた。



【解説】


見出しは いつものように新聞の見出しにだけ許される「be動詞の省略」です。

だから動詞は、「were held」の受動態となり、「開かれた」の意味です。


「for the victims of the Mount Ontake eruption」で、御嶽山の噴火の犠牲者のために」。

次の「that」は関係代名詞で、「eruption」を修飾します。


「claimed at least 57 lives and left six missing」で、「少なくとも57人の命を奪い、6人を行方不明のままにした」の意味で、日本語にすると「御嶽山の噴火」と続きます。


英検、モデルチェンジ

2014-10-27 18:36:06 | インポート




EIKEN seeks international recognition as language level indicator


The EIKEN test, which is administered to some 2.3 million junior high and high

school students in Japan yearly, is set to transcend its previous domestic focus

and go international.



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recognition 認定   indicator 基準   administer 行う   is set to ~の予定だ
transcend 脱却する   previous これまでの   domestic 国内向けの
focus 焦点   go international  国際化する



【訳】


英検、言語レベル基準の国際的認定を目指す



毎年およそ230万人の中・高生に対して行われている英検はこれまでの国内向けのテストから、国際的言語レベル認定基準へモデルチェンジする。




【解説】

高校の英語は、文の中の動詞をうまく見つけることができるかどうか、で英語が読めるか読めないかが決まります。

今日の英文の動詞は、「is set to transcend」(脱却する予定だ)です。
逆にいえば動詞の前全部が主語。
「毎年、日本で約230万人の中高生に行われている英検」が主語です。


「transcend its previous domestic focus」は、「これまでの国内に目を向けた焦点を脱却する」が直訳ですが、これでは意味が通りません。


意訳すると「これまでの焦点を国内に絞っていたのを止める」
くらいの意味になるのでしょうか?

個人的には、英検がいったいどんな風に変わるのか とても興味あります。


ニューヨークの医師、エボラに罹患

2014-10-24 16:01:08 | インポート

 



N.Y. doctor back from Guinea has Ebola, 1st in city

 


NEW YORK (AP) -- An emergency room doctor who recently returned to the

city after treating Ebola patients in West Africa has tested positive

for the virus, becoming the first case in the city and the fourth in

the nation.

 

                  
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Guinea ギニア(国名)   Ebola エボラ出血熱   emergency 緊急

 recently 最近   treat 治療する   patient 患者   test ~の結果となる

positive 陽性   virus ウィルス

 

 

【訳】



ニューヨークの医師、エボラに罹患


西アフリカでエボラ出血熱の患者の治療にあたった後、最近ニューヨークに

帰ってきた緊急治療室の医師が、エボラウィルスに陽性と判定された。そして

ニューヨークで最初の、また全米で4番目の発症例となった。

 

 



【解説】



中学英語と高校英語の大きな違いの一つは、中学英語が最初に出てくる単語が主語(たとえば、He とか The boy とか)であるのに対し、高校の英語は主語(主部)自体が、一語ではなく、数語あるいは数十語になることが多いということです。

 
今日の英語は、見出しも本文も 主部が長い英文ですので、高校1年には、少々難しいかもしれません。

 

見出しは、「back」を動詞だととらえて「ニューヨークの医師がギニアから戻ってきた」と訳してしまうと、次の「has」で立ち止まってしまうことになります。

見出しの動詞は、「has」で、「ギニアから帰ってきた医師がエボラを持っている」になります。

本文の主部も長いです。2行目の「West Africa」までが主語で、「西アフリカでエボラの患者を治療したあと最近街に帰っていた緊急治療室の医師」が主語。

, becoming」の「カンマ+動詞ing」は「and 動詞」と訳しますので、「そしてなった」の意味です。