25ftのかたつむり、、、だったことがある。

魚と道祖神の招きにあひて会社を辞め、トレーラーで旅するはずだったのだが。3年で再定住。4年でトレーラーも手放した。

美術館とカワウソの日々

2010-02-05 11:31:09 | Weblog
2月5日 (日本時間)
 晴れ ここ数日で、計測ソフトをいじって、美術館に行って、ラーメンを食って、ニホン
カワウソの本を読んだ。

 美術館は、国吉康雄の絵があるというので行ってみた。この美術館、建物はあるが中身が
ほとんどない。面白かったのは長沢芦雪の絵2枚だけ。予算が無いのか、学芸員が馬鹿なのか。
学芸員が馬鹿であることの証拠を知っているのだが、多少差し障りがあるかもしれないので、
それは書かないことにする。
 芦雪の芦はややこしい字だが、漢字変換に出てこない。この人は円山応挙の弟子らしい。しかし、
ひどい絵だ。あまりにもひどい。飛んでいる鶴の首が曲がっているし、虎(だと思う)はカピバラ
のような顔をしている。実物を全く見たことがないのに描いたのだろう。ただ、鶴の背景の富士
(?)の遠近感は上手だったので、絵が下手というわけではないと思う。それにしても、あまりに
もひどい絵が心に残る美術館にも困ったもんだ。

 カワウソの本で驚いたのはヌートリアがスペイン語でカワウソのことだということ。棲んで
いる所はカワウソもヌートリアも大差ない。しかし、あの巨大なドブネズミみたいなヌートリア
と一緒にされては可愛いカワウソが可哀想だ。
 この本によると、ニホンカワウソは、ニホンカワウソであって、ニッポンカワウソではない。
玄3は、ニッポンの、ポン。つまり、ポン引きやスッポンのような下世話な音が嫌いなので、
ニホンと聞くと気持ちが良い。しかし、この気持ちが良い名前のニホンカワウソも毛皮目的の
乱獲のために絶滅してしまったし、同じくニホンオオカミも絶滅してしまった。この国はどんどん
下世話になっていゆくのだ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿