やっぱ、無い。

１２月１９日　曇り時々晴れ
　午後からオフィス。次のテストのための準備をまだやっている。有ると思っていた装置が消えている。この装置、つまらない装置なのに、買うと高いので自作した。あまり奇麗な出来ではなかった。誰かがゴミだと思って捨てたのかもしれない。ただの温度制御のための装置なのだが、また作るのはめんどうだなぁ。

　Sience誌が選ぶ今年のぶっちぎりの研究者に山中さんが選ばれたそうだ。普通の人の細胞に４個の遺伝子を突っ込んで、ＥＳ細胞と同じようにどんな細胞にも変化できるｉＰＳ細胞を最初に作った人だそうだ。これが発表されて以来、細胞屋さん研究はこの系統に染まってしまったらしい。まぁ、この雑誌のぶっちぎり賞に載るということはそのうちノーベル賞を貰う事になるということだな。先日の南部さんたちのように５０年も前の論文でもらうような”Long Over Due”系の受賞ではなく、比較的速い時期の受賞になるだろう。

絵
　山中さんの写真は、前頭葉が発達したオデコで、いつもこんな顔で少し「ニタッ」と笑っている。ちょっと不思議な雰囲気の人だ。写真に撮られると魂を抜かれると思って頑張っているのだろうか。