25ftのかたつむり、、、だったことがある。

魚と道祖神の招きにあひて会社を辞め、トレーラーで旅するはずだったのだが。3年で再定住。4年でトレーラーも手放した。

面白い映画が見たい。

2008-04-20 12:20:16 | Weblog
4月19日
 映画に行った。The Forbidden Kingdom。それなりに手堅く作ってあり、最後まで見た。特に面白い映画ではない。ジェット・リーが孫悟空になる。ついでに、「88分」も見ようかと思ったがアルパッシーノが出ているのにYahoo/Movieでは評価Dだ。どのくらい悪い出来かみたい気もするが、軽油高のおりから、無駄使いは止めておくことにした。
それにしても、最近、面白い映画がないなぁ。

 以前に写真を載せたNorthern Mockingbird(マネシツグミ)だが、あの鳥は他の種の鳴き声を真似して鳴く。かなり上手に真似する。面白いので聞いていたら、何と、鳥だけでなく猫の鳴き声を真似していた。「他の種」の鳴き声だから猫も他の種といえばそうだ。それでも、鳥が「ニャー」と鳴くのだ。かなりカルチャーショックだったなぁ。

 今では、北アメリカのポピュラーな鳥にEuropean Starlingというのがいる。昔は新大陸には居なかった鳥だ。ググって見ると、ヨーロッパからアメリカ東海岸に移入された鳥ということ。写真でもわかるとおり、現物もあまり奇麗な鳥ではない。
 何んのために移入されたかというと、なんとシェークスピアのせいでアメリカに住むようになったそうだ。あのハムレット等の著作で知らぬ人の居ない、あの、ウイリアム・シェークスピアのシェークスピアだ。1800年代の終わりに、或るシェークスピア狂いが、シークスピアの記述に出ている全ての鳥をアメリカで見られるようにすることを計画したらしい。そんで、それを本当に実行した。何種類も試したらしいが、この鳥は新大陸にうまく定着した。うまく土着の鳥のニッチを奪い、今ではアメリカだけで100万羽を楽に越えるほど居るらしい。その分、アメリカのオリジナルの鳥は減ったことになのだろう。日本でいうと、ブラックバスみたいな鳥なのだ。そう言えば、ブラウン鱒もそれに近いパターンだな。

写真
・ European Starlingだろう。あまり奇麗な色でゃない。繁殖期はこういう色になるらしい。Common Staringの方がポピュラーな名前か。以前、正体不明だった鳥だ。今日、近くで撮れたのでこの鳥だということにした。


・その「ニャー」と鳴いたNorthern Mockingbird君。逆光のせいか、少しすすけて写っている。