お盆で帰省し,ブログもしばらくお休みでした。
久しぶりに会う家族もみんな元気で,話もはずみました。
こんなときは毎回
「学校の先生って,夏休みすることあるの?ずーっと休みなんでしょ?」
と聞かれます(笑)
確かに,そんなイメージでしょうね。
普段はあまり思わないけど,夏休みになると「学校の先生は恵まれてるな」って思います。
さて
お盆も過ぎ,いよいよ夏休みの終了が近づいてきました(汗)
それと同時に待ち構えている担任の先生の仕事があります。
「夏休みの宿題チェック」です。
大量の。
国語ドリル・算数ドリル・作文・図工の作品・習字の作品・ラジオ体操カードチェック…
毎年これらの宿題が山積みされ,9月のスタート時はため息が止まりません。
初任のころ,これらのチェックが終わったのが11月ごろになったのを,今でも覚えています。(笑)
山積みにされっぱなしの宿題を見ながらいつも子どもたちは「先生,まだ!?」とあきれ顔でした。そりゃそうですよねぇ
2学期は授業内容も多く,行事も多く,大変忙しいですので,こういったものはなんとか効率よく処理する必要がありますね。
まず,それらと向き合う時間づくりから。
夏休みの宿題は,「夏休みのうち~9月の1週目」までに見てしまう!
そう心がけます。
一番うれしいのは,夏休みのうちにチェックができることです。
そのために
子どもたちには,「2回目の出校日か,それ以降の夏休み中に」できた宿題はどんどん持ってくるよう伝えます。
「早く済ませた人はえらい!先生も早く見たいからね!」
「すべて終わったら持ってくる」ではなく,「できたものから持ってくる」がいいですね。
このほうが,次から次に集まって,チェックできます。
もちろんこの時点で全員の,すべての宿題が集まることはありませんが,早めに取り掛かった感心な子たちの宿題が結構たくさん集まります。
それらを夏休みの終盤,まだ時間があるうちにチェックするのです。
これでずいぶん楽になります。
そして宿題提出の締め切りとなる9月1日。
残りの全員の宿題が集まります。(…集まるはず)
それらも,あと伸ばしすることなく,なにより優先してチェックしていきます。
目標は9月1週目です。
それができるようにするためにも,他のチェック物はできるだけこの時期は減らします。
宿題のスタートは9月2週目からにするとか,授業のノートやプリントのチェックをしないようにするとか。
こういったときの極意。
1.とにかく勢いと気合い!
2.細かくチェックしすぎない!
この2点が,大量の宿題チェックに効率性とスピードと,体力の維持をもたらしてくれます。
※ときおり,夏休み中に宿題をチェックし終えたいがために,「2回目の出校日に全部提出しなさい」とする先生もいるようですが,「夏休みの宿題」という前提から,ちょっとどうかな… とも感じます。いろんなところから不満がでていないか,少し慎重になってみましょう。
暑さにへばってしまいそうな日が続きますね。
お庭の手入れも,ぼちぼちがんばってくださいね。
感心な娘さんですね。
早めに出してもらえた宿題は先生もじっくりと見れるでしょうね。
さあ,私たち先生はそろそろ勤務モードに切り替えないと…!
今日、娘が宿題をどっさり?もって、小学校へ行きました。
担任の先生にとっては、午後からは、きっとこの記事のような戦争が始まることでしょう^^
子どもなりにがんばった足跡なので、忙しいでしょうが見届け・評価はしっかりしていただきたいものです^^
わたしも勤務モードに頭を切り替えなくては・・と思いつつも現実逃避が続いております^^;