小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

3学期最初の日に、じわっとうれしいことがありました

2018-01-15 17:16:06 | 学級生活の攻略法
3学期のスタートの日。
じわっとうれしいことがありました。

久しぶりに顔を合わせた4年生の我がクラス。
それぞれに楽しい冬休みを過ごしてきたようでした。
朝の会が始まるチャイムが鳴るよりも5分ほど早く全員が席に着いていました。
まずこれだけでもうれしいことです。
以前はこんなことできなかったのに…

(急ぐこともないだろう)と、私は朝の会の開始をそのままチャイムまで待っていました。
その間、隣の子と少し話をするところもありましたが、落ち着いた様子でじっとしている子も。
その子どもたちの様子を見て、待つ必要もない気がしてきたので、2分ほどたったところで、(何でも時間通りにやる私としては珍しいことなのですが)
「みんな準備もできてるようだし、少し早いけど始めようか」
と伝えました。

すると、その声と同時に

ガタ  ガタ

子どもたちが椅子をグッと机に引き直す姿がたくさん見られたのです。

これが私にはうれしかったのです。
細かな仕草なので、何も「すごいね~」なんてほめることではなく、じわっとうれしいことなのですが。
椅子を正すこの姿に、
・始まりを前向きに待っていたこと
・けじめがついていること
・冬休みの直後なのに気持ちは整っていること
を見るような気がしたのです。
そしてほんの一声の先生の合図へ反応の早さに、
・「教師と子ども」のいい関係が築かれていること
も感じました。
スタートからほどよい緊張感とスピード感がその一瞬で教室を包み、とても心地よかったです。
この姿から生まれた私の期待はその後も外れることなく、その心地よさを保ったまま過ごすことができました。

子どもたちの成長を感じ、クラスの成長を感じ、担任として何よりのやりがいを感じることができる、うれしい3学期のスタートを切ることができました。

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