湘南文芸TAK

逗子でフツーに暮らし詩を書いています。オリジナルの詩と地域と文学についてほぼ毎日アップ。現代詩を書くメンバー募集中。

小野十三郎&木下夕爾詩碑

2023-01-22 22:12:47 | 
尾道の海岸プロムナードに建つ詩碑。帆をかたどったオブジェの下に2編の詩とそれぞれの説明を掲げ、なかなかの存在感です。

尾道を詠んだ小野十三郎(1903~1996年)の「車窓で」。

こんな説明が彫られています。
小野十三郎 詩人 大阪生まれ 
戦後 大阪で若い詩人を育て大阪文学学校を創設 
第一詩集「半分開いた窓」以後多くの詩集がある 
詩論集「詩論」では短歌的叙情への否定 詩における批評精神の形成を唱えた

もう1編は、終生福山で暮らした木下夕爾(1914~1965年)の「春の鐘」です。

木下夕爾 詩人 俳人 福山市生まれ
第一詩集「田舎の食卓」で文芸汎論詩集賞を受賞 
「晩夏」などその詩集には一貫して温雅で甘美な哀愁が流れている
詩誌「木靴」を主宰
句集「遠雷」などがある


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