湘南文芸TAK

逗子でフツーに暮らし詩を書いています。オリジナルの詩と地域と文学についてほぼ毎日アップ。現代詩を書くメンバー募集中。

俳句における比喩

2017-11-22 10:20:30 | 文学
岸本葉子著「エッセイ脳」を読みました。その中に次の俳句が出てきます。
白桃は仄聞のごと水に浮く 八田木枯
この句を例にエッセイではなく俳句について述べている箇所を引用します。
桃と仄聞を、結びつけてとらえたことのある人は、ほとんどいないでしょう。
俳句は、それをします。付けて考えないだろうもの。たいていの人が結びつけてとらえたことのないものどうしを、組み合わせてさし出して、読んだ人に、言い得て妙だとうなずかせる。


↑先月のNHK「俳句さく咲く!」に短期留学生として出演した岸本葉子さん。体操服姿のレアショットです。
さて、12月1日(金)16:00からの湘南句会の兼題は「箸」。箸という道具をどんな事柄、どんな季語と組み合わせてさし出しましょうか。
どんな場面を詠みましょうか。箸が洗い桶の中にあるところ、子供が箸を使っているところ、箸が転げて笑っている人?
メンバーの皆さん、頑張ってイメージをふくらませてみてね!

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 宇治十帖の舞台 | トップ | 逗子を描いた短歌 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

文学」カテゴリの最新記事