鎌倉観光文化検定試験の過去問から第5回の1級問題を参考にした文学クイズを出題します。空欄を埋めてください。
画家岡本太郎の母[ ① ]は、夫の一平とともに、鎌倉駅前の旅館「平野屋」に避暑で滞在する作家[ ② ]と出会った。
このとき会った[ ② ]を主人公に『鶴は病みき』を書いた。
次の写真の下に正解を載せているので、スクロールせずにお考えください。
昭和11年「文学界」に発表されて、この女流作家のデビュー作になった「鶴は病みき」。その舞台になった平野屋は、現在ホテルニューカマクラになっています。
正解 ①岡本かの子 ②芥川龍之介
ホテルニューカマクラ敷地内にはこんな看板が掲げられています。かの子は大正12年の一夏を家族と共にここで過ごしたそうです。一家は鎌倉を立つ直前に9月1日の関東大震災に遭っています。それで翌13年に建て替えられたんでしょうね。鎌倉市の景観重要建築物に指定されています。