共通テーマ「洗う」でAが書いた詩を投稿します。
波
三々五々散会
軋まされた世界観
角を曲がり独りになる
国道の向こうに
海が見えてくる
揺らいで進み
こらえてから
大きく崩れる波
周知の事実
世界は私のためにあるのではない
彼らのためにあるのでもない
路上で仰向けになり大声で泣きたい
呼吸が止まるほどの叫び声で抗議したい
彼らの偽の成熟に
不快な悪ふざけに
自覚のない身勝手に
周知の事実
遠い国に死にそうな痩せた子供がいる
私たちにできることは限られている
ひっくり返って泣き叫んでも
なにひとつ変わらない
時間をかけて知ったなら
被害妄想を波に捨て
シンパシーを
波
三々五々散会
軋まされた世界観
角を曲がり独りになる
国道の向こうに
海が見えてくる
揺らいで進み
こらえてから
大きく崩れる波
周知の事実
世界は私のためにあるのではない
彼らのためにあるのでもない
路上で仰向けになり大声で泣きたい
呼吸が止まるほどの叫び声で抗議したい
彼らの偽の成熟に
不快な悪ふざけに
自覚のない身勝手に
周知の事実
遠い国に死にそうな痩せた子供がいる
私たちにできることは限られている
ひっくり返って泣き叫んでも
なにひとつ変わらない
時間をかけて知ったなら
被害妄想を波に捨て
シンパシーを